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Centre Pompidou

ボンジュール

お金も無いのに自主退職という、ここパリでも堂々たる威厳を見せ、
人生最大レベルのピンチに遭遇しているワタクシです。

にもかかわらず、優雅にも美術館で鑑賞してきました。
ポンピドゥー現代美術館のキュレーターであるTさんが、
アンヴィタシオンをくれるとゆうので。
なので商業映画ではない、映像作品です。
ちなみに今パリでは「アリエッティ」が上映されています。
ソフィアコッポラ×スティーブンドーフの最新作も見たいんだよなー。

2作品中(とゆうか1作目はべつに招待されてないのに勝手に入った)
最初の中国系ドイツ人女性作家の作品は
これぞザ、現代映像作品って感じで、
久々のこうゆう映像に慣れずくらくらしましたが
入門編には良い運動になった、とゆう印象です。
おもしろくなくはなかったです。
そしてやはり、外人特有の映像終了後のプレゼンテーショントークが、
ものすごい強い。
不思議だったのはこの人、インタビュアーのフランス語は聞き取れるのに、
話すのは英語。昔、フランス人と付き合ってたりしたのかなあ?

次の作品は日本人2人が制作したもので「コロ石」とゆう題名。
http://miuradairiki.blogspot.com/2010/03/blog-post_25.html
Tさんがプロデューサーとして参加している作品です。
なんだかこうゆう日本の作品を異国の地で見るのは、おもしろい。
この会場で、大阪弁のああゆうニュアンスを理解できる人が
どのくらいいるだろう?と思うくらいの90%フランス人の中で、
自分が日本人だから客観視できないのか、最後まで問いつめながらも
前作の無理のある映像とは違って、素晴らしい映像美で、
本当に良い作品だと思いました。

インタビュアーのフランス語を、だいぶ聞き取れるようになってきた
自分のフランス語能力に驚きながらも、
作家とインタビュアーとの間で通訳している
もちろんフランス語ペラなTさんも、こんな作品をフランスに紹介して
本当に素晴らしい仕事をしているな、と無職なので余計感心しました。

そして作家である日本人2人のよそよそしさもまた、
日本人らしくておもしろかったのです。
フランス語どころか英語もできない彼らを
フランス人は微笑ましく思っていたのか、馬鹿にしていたのか。

上映が終わって少し彼らと話すと、
どうやらイメージフォーラムのグランプリ作家らしいです。
「もしかしてこの風景、奈良の天川ですか?」と質問したら
見事当たったので、うれしかったです。
by uncoblicco | 2011-02-04 20:37 | パリの日々


世界中の自然の音や日常の音を録音して廻り、チェロの音と合わせた作品を作ってたのは過去の話。うんこ記録も終了。現在アフリカ目指してパリ在住。


by uncoblicco

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