カテゴリ:EU旅行( 12 )

長崎

熊本旅行の最終日に阿蘇へも行ったのですが、
あまりにも写真がひどすぎてとても火口の素晴らしさが伝わらないので、
いっそのこと省いて長崎編へとっとと行っちゃいます。
地元の友達に連れて行ってもらった秘湯「わいた温泉」が
ほんとうにほんとうに素敵な温泉だったということだけは記しておきます。
星の数ほどある熊本の温泉の中で、あそこへ行けたことが幸運に思えてしょうがないほど。

さて、私たちが購入した青春18きっぷですが、夏シーズン限定のため、
売り出し期間は8/31まで。有効期限は9/10まででした。
私たちはギリギリの8/30に購入し、5枚綴りの切符を2人で使うことができるため、
単純計算して2.5回は単路で一日中乗車可能なのです。
そしてこの熊本→長崎の移動が期限切れの9/10になるように、しっかり調整しました。
いちばん距離の短かった別府→熊本間のみ、一人分普通切符を購入して
残りの0.5回分を補った次第です。
まさに日本人の得意な「旅の計画性」が見事功を奏す仕組みの切符ですね。

熊本でようやくカメラも手に入れ(他店から取り寄せのため受け取りに時間かかった)
車窓からの眺めもこの通り!恐ろしくクリア!って普通なんだろうけど。
佐賀を通り抜けて長崎の沿岸を走ります。
また使いたいなあ青春18きっぷ。
a0054625_6371315.jpg


諫早駅到着。ナオコさんが待っていてくれました。
ナオコさんとはパリで一緒に働いた仲です。
「久々の再会が私の地元なんて信じられな〜い」とどうやら喜んでくれた様子。
ナオコさんの車で、ナオコさんの実家へ向かいます。
絵に描いたような幸せそうな一軒家で、お父さんもお母さんも出迎えてくれました。

九州の田舎を電車で走っていて、昔ながらの瓦屋根の家がぽつぽつ見えると思えば、
だんだん町になるにつれて、現代風の家並みが多くなっていく、
というお馴染みの光景をよく目にしました。
瓦屋根というのは北海道には無いため、カッコイイと思ってしまうのはもちろんですが、
現代風の家は今こうして見ると、はっきり言って信じられない位ダサい作りなのに、
どういうわけか、ものっすごく幸せそうに感じられるのです。
きっとその裏には、主であるお父さんの人生を賭けた夢が詰まっているんだろうな、
なんてことまで想像しながら。

ナオコさんの家もそんな幸せいっぱいでした。
ただ、すっかり忘れていましたが彼にとっては初、日本の家に入るという体験。
長距離移動でくたびれているようで、ちょっと部屋で休憩したいと言っています。
ナオコさんの家族にとっても、外国人を招くなんてもちろんはじめて。
ただちょっと休憩すると言っただけなのに、お母さん、慌ててしまって
すかさず台所へ消えたと思ったらすぐさま現れ「はい、濡れタオル」と。
そうでした、思い出しました。日本の家に招かれるということは、こういうことなのだ。
ナオコさんも見兼ねて「お母さん、そこまでしなくても…」といった様子。

けっきょく少しだけ休み、ナオコさんが車で長崎市内まで連れて行ってくれるそう。
私はわーいと喜んだけど、彼はこのまま家に居たい様子なので、
「疲れてるなら休んどく?」と一応聞いたのですが「いや、行く」と渋々言うので
けっきょく彼も一緒に行くことに。あーめんどくさい。

とにかくお腹が空いてるという彼のために、
ナオコさんオススメのハワイアンカフェへ。
ものすごく素敵なところ。
まさかのこの旅で2度目のロコモコを注文。
a0054625_7171451.jpg

a0054625_715657.jpg


長崎市は想像通りあまり大きくはないけれど、
南蛮文化的な要素があちこちに見られる静かな町で、さっそく気に入りました。
吉田修一の本やお気に入りの日本映画が、どういうわけか長崎が舞台のものが多く
一度は訪れてみたいと思っていたところ。
長野に住もうと思ったのも島崎藤村のせいだし、
ロシア旅行も竹田百合子だし、私の旅のきっかけなんて、そんなもんです。

今日のところはあんまり時間がないので、とりあえず長崎のメインのうちのひとつ、
大浦天主堂を目指します。どうやら世界遺産候補らしいので。
ほんとうはこの世界遺産関連で、長崎の五島列島にある、禁令から逃れた教会群が
写真で見る限りものすごい素敵だったので、是非とも訪れたかったのですが、
さすがに観光地長崎。船代がかなり高いので早々に諦めました。
この大浦天主堂の入場料もけっこうするし。
しかし私の大好きな和洋折衷様式が存分に楽しめる木造教会と、
スコットランド人グラバーさんの庭園でございました。
彼もやや元気を取り戻しなかなか気に入った様子。ベタな観光地好きですからね。
a0054625_7321082.jpg

a0054625_7325854.jpg

a0054625_734145.jpg


この後彼が「薬を忘れたから一刻も早く家に帰りたい」とワガママを言うので、
仕方なく帰ることに。これだからヤク中は困ります。
心優しいナオコさんの計画では、夜まで長崎市内に居て、
名物の夜景を見ようと思っていたらしいのですが、
ほんとうに申し訳ありません。正直私も夜景はあまり興味なかったのですが。
まあ代わりにグラバー園から撮った長崎の丘の光景。これで十分ですよ。
a0054625_742463.jpg


家に帰ると、もはやお父さんお母さんが夕ごはんの支度。すごいご馳走!
しかし休憩したい彼の顔色をうかがい、また少し休んでから夕食をいただくことに。
お父さんがもらってきたイカがものすごい!なんでも長崎名物らしい。
やはりゲストにはその土地のものを食べさせたいという思いは、
どこの国も同じなんですね。温かさに泣きそうになりました。
a0054625_746193.jpg


さすがの私も少し疲れたので、早めに寝ました。
翌日はナオコさんが仕事なので、私たちでバスに乗って長崎観光です。
ちゃんぽんの名店も、原爆資料館の場所も、彼のための市営プールもしっかりメモ。
たまたまこの3カ所がすべて近い場所にあってほんとうによかった。
しかもプールに関しては50メートル!私も見るのはじめてです。パリでも稀だそう。
しかし入口前にしっかり「刺青お断り」の表記あり。英語でも表記あり。
仕方ないので、プールのシステムなどだけ受付の人に聞いたことをそのまま通訳し、
私は真夏日の中ひとりで近所を観光。

もうひとつの教会である浦上天主堂が近いので、行ってみることに。
大浦と浦上、名前似すぎです。
こちらは爆心地からいちばん近かった建物らしく、ほぼ壊滅状態だったにもかかわらず
なぜかマリア様だけが後から発見されたというドラマチックな教会。
この教会に行く道すがら、原爆公園を通ります。
a0054625_7594310.jpg


公園自体ははっきり言って無意味この上ないですが、観光客はどういうわけか沢山いました。
爆心地はこの公園とは別にあるんですよ?しかもすぐ近くに。
浦上天主堂自体は現在は至って普通の教会です。
行くまでの坂道の光景が、私が思い描いた長崎そのもの。
a0054625_804129.jpg


浦上天主堂でマリアと共に焼け残った像。黒光りしてます。
ここで一緒に撮影していた外国人はスイス人でした。
スイスとかノルウェーとかフランスとか、九州旅行で会う外国人観光客は、
ヨーロッパの中でも物価の高い国の人たちばかり。やっぱりねー。
a0054625_813849.jpg


彼と合流し、いよいよちゃんぽんです。
じつは彼はこの長崎に来る前の九州ですでに2度もちゃんぽんを食べているのですが、
3度目もやっぱりちゃんぽん。私も頼みたかったけど、
いつも東京のリンガーハットでは皿うどんを注文していたことを突如思い出し、
懐かしさと本場皿うどんを堪能したい思いもあり、皿うどんに決定。
お店の名前忘れたけど、別館て名のつく、テーマパークのような店構え。
味はとってもエレガント!
a0054625_8114398.jpg


このチャンポン専門店のすぐ裏が原爆資料館だったので、さっそく行きます。
彼がプール後で疲れているので、資料館までの入口が見つけられずにいる私に
かなりイライラしているようですが、気にしていては私の身が持たないので無視。
資料館はかなり見応えありました。
この資料館に凝縮されたように外国人観光客がびっしり。
しかし私の今回の観光のいちばんのメインといっても過言ではない場所なので
長居します。彼もさすがに興味津々の様子。
とくに被爆した外国人捕虜の証言VTRが印象に残りました。

路面電車で長崎の中心地まで戻ります。
電車の中で、ひとりおばさんが私たちに積極的に英語で話しかけてきます。
「どこから来たの?」「どのくらいの期間?」「この後はどこへ行くの?」
など質問は月並みですが、こういう人を見ると放っておけないので、
ついつい私もまた外人のフリして英語で答えます。
「イサハヤ」という地名をヘンな発音で言ったり。
子供にサンタがいると信じ込ませる親に似た心境ですね。

商店街でナオコさんオススメの老舗の和菓子屋があるというので、
出向かないわけにはいきません。目的はもちろん、カステラ。
なんたる立派な店構え。
ここに辿り着くまでに道を尋ねたときも、また外人扱い。
「この人はもう、日本語カンペキだから安心」とまで言われてしまいました。
外国人観光客が多い土地だからこそ起こる事象でしょう。
カステラは、今夜の食事会のデザートです。
a0054625_8232151.jpg


その食事会とは…。
なんと、ナオコさんのお母さんの友人で「どうしても私たちを自宅に泊めたい!」
と熱烈に部屋を提供してくださる方をナオコさんに紹介され、
正直、3泊する予定の長崎で部屋を移動するのは面倒…という心情でしたが、
まあ好意に屈して移動することに。ナオコさんの自宅からすぐなので。
初日にそのホスト先であるタガワさんにもお会いしたのですが、
なかなか強烈な個性の持ち主のおばさまでした。ので時の流れるままに…。
なので早めに長崎観光は切り上げて、夕食会をタガワ家一同で開くというのです。
なんだかとんでもないことになってきました。

しかしなかなかおもしろいこともありました。
タガワさんの家までナオコさんのお父さんが車で送ってくれたのですが(近いのに)
お父さんの乗っている車が、ハイブリッド車だったのです。
私も知らなかったのですが、彼はRENAULTのハイブリッド車担当エンジニアなので、
日本で本場トヨタのハイブリッドを体感できる絶好のチャンスだったのです。
疲れてたはずなのにやたらワクワクしている様子。

夕食会はこんな感じで、タガワさんのおばあさまも息子夫妻も集まって
壮大な会食会になりました。
びっくりだったのは、タガワさん宅がやたらご立派ということと、
タガワさん宅で使われている食器類が、本気の有田焼アンティーク!
そして、タガワさん旦那さま登場直後から、彼と英語トーク!
なんと旦那さま、職業がSONYのエンジニアらしく海外出張も多いそう。
無類の車好きで、旦那さまとしても生のRENAULTのエンジニアと直接お話できて
とってもテンション上がっている様子。

ごはんも美味しかったし、ヘンテコ英語も交えた会話も楽しかったけど、
印象に残ったのは、おばあさまの被爆体験談でした。
終戦70年、この県にはもちろんまだ生き証人が存在するのです。
去年亡くなられたというおじいさまが
「毎日毎日酒飲んで、体内の原子力浄化してっから!」とよく言っていたそうですが、
被爆が原因で死ぬ人ばかりじゃない、という現実が少しでも浸透すれば、
今の福島にもほんの少し希望が生まれるかも。そんなに甘くはないかしら。
a0054625_8514951.jpg


次回は佐世保、有田、佐賀編です。
[PR]
by uncoblicco | 2013-11-25 08:52 | EU旅行

熊本

別府から熊本までは、今回使った3度の青春18きっぷ九州移動の中では
距離がいちばん短い、比較的ラクラクコースだったので
彼もそこまでお疲れではない様子。所要4時間くらい。

乗り換えの大分駅での改札では、老夫婦が私たちと同じく
青春18きっぷで手動改札で通っていたので
ついつい「あれ、同じ切符ですね~」とフランスのノリで声かけてしまいました。
おばさんのほうが「あたしはアレなんだけどさ、旦那が18好きなもんだからさ、
毎回ついていってるってわけ。季節モンだし安いしさ、まあ楽しいよ」と。
そしてこの大分から熊本までの電車が、やたら混んでました。土曜だから?
そのほとんどが、望遠レンズなんて持って停車の合間にバシバシ撮るような方々。
はたまた途中の阿蘇で下車してプチトレッキングするような方々。
大分が我ながらなかなか渋いコースを選んでしまったので、
この熊本で屋久島に引き続き本格的な観光名所に行くような気がして、ワクワクしました。
阿蘇で降りたいところを我慢して、とりあえずは宿のある熊本市へ。

水前寺という駅で降りて、宿まで歩きます。
今回の宿はまた一風変わっていて、なんと珈琲屋さん兼ゲストハウスなのです。
マスターさんはがんばってカタコトのフランス語で彼に話しかけています。
わたしもはじめての時つまづいたのですが、「名前は何ですか?」のフランス語の質問に
答える彼の名前は、だいたい通常の日本人には聞き取れないのです。
Henri、英語読みでヘンリーというこの名前。カタカナで書くとアンリなのですが、
どう説明したらよいやら、この発音を日本語で書くのは不可能です。
見事失敗に終わったマスターのあいさつでしたが、英語はできるようなので、
お店に飾られているいちばん大きい絵がパリの街のどこからしいと言うので、
私たちで「これサンルイ島じゃない?」と当てたりして、しばらく和みました。
マスターのコーヒーもものすごく美味しくて、
聞けばやはりアメリカへはよく通っているそう。
このコーヒー屋も一室のひとつである、古めのアパート全体がゲストハウスなので、
なんだか日本のアパートに短期滞在しているみたいでたのしかったです。

その店主オススメの熊本が、水前寺公園とタイピーエンという食べものだと言うので、
さっそくお腹空いてる私たちは食べに行くことにしました。
熊本中心街は、意外にも都会でびっくり。
商店街を歩いて噂のタイピーエンが美味しいというレストランへ。
レストランというか、普通に中華料理屋です。ちょっと高級目の赤い円卓とかあるような。
どうやらタイピーエンとは、エビチリのように本場中国には存在しない
日本人が勝手に作った中華「風」料理だそうなのです。
端的に言うと、ちゃんぽんの春雨麺版でしょうか。
a0054625_19584634.jpg


わたしは春雨好きなのですが、普通においしかったです。
じつは今回この熊本では、友達が熊本在住の友達を紹介してくれていて、
後日会う予定なのですが、彼女からすでにいろいろご当地情報を聞き出していたのです。
そのうちのひとつが、この商店街にある有名な
「蜂楽饅頭」というまんじゅう屋さんの、かき氷。
屋久島で逃した「海の家でかき氷」ですが、ただ単に「宇治金時味が食べたい」
という思いもあったので、乗り気でない彼をなんとか誘って中に入ります。
だって子供の頃宇治金時なんて、高価で食べられなかったんだもん。
当時はババくさいと思ってたし。いつもお母さんが注文するものを一口もらっていまいた。
なぜ彼が乗り気じゃないかというと、それは混んでるからです。並んでいるのです。
彼はまんじゅう1個、私は宇治金時を注文し、番号札を持って待ちます。
まんじゅうを注文する時「白あんですか、つぶあんですか?」と聞かれて
そんな選択肢すっかり忘れてたので、私も慌ててしまって
急いで彼に通訳し、普通につぶあんにしましたが、
ああいう日本特有の空気、混んで並んでいる場面で周りに迷惑をかけないように
急いで注文する焦りという感情を、久々に体験しました。
饅頭をショーウィンドウ越しに焼いてるおばさんが、カッコイイ。
以前からこういう場面は興味津々で見てしまうタイプですが、
今回は目線がもう完全に外人目線です。
人生ではじめてのいわゆるフワフワのかき氷、当然美味しかったのですが、
クーラーガンガンの店内で食べるものではないな、とも思いました。
やはり子どもの時にもっと食べておくべきでした。

思えば熊本はこの旅はじまって以来の都市なので、久々の大都会に
2人とも若干興奮し、この日はそのまま商店街とかショッピングモールめぐり。
通行中、私の行動がよほど困っているように見えたのか「Can I help you?」
と日本人女性に話しかけられてしまいましたが、ふつうに日本語で
「あ、大丈夫です、ありがとうございます。」と返す私。
彼女はそれでもたぶん私のことを日本語の上手な外国人と思っていることでしょう。

鹿児島のさつま揚げ屋さんで買おうとした時のこと。
店番はおばさんで「あ、ちょっと、ちょっと」と言って裏の自宅の居間に下がり
「おとーさーん、外人さん!」と助けを求めてる様子。
代わりに参上したのはおじさんですが、「This is traditional salty deep flied patty」と、
どうやら英語で私たちと会話したい様子。
おそらく公民館などで習った英語を今こそ活かせる!という意気込みが伝わってきて、
乗ってあげないわけにはいかない雰囲気なので、仕方なく英語で会話。
私は配慮して難しそうな英単語はなるべく日本語を使って会話したりしたのですが、
おじさん「You should talk me in English」と強気です。
私までネイティブっぽい発音で話さなきゃいけないような状況に陥ってしまいました。
「パリには2度行きました」と居間の片隅にあるエッフェル塔の写真も見せてもらいました。
最後に「あなた、なんでそんなに日本語が上手なの?どうやって勉強したの?」と言うので
いい加減「いや、私は日本人ですよ」と日本語で答えました。

話を戻して、ショッピング巡りで彼が目をつけたのは、浴衣と家電店。
ちなみに私はクマモンしか目に入りません。
浴衣はけっきょく高い、という理由で見るだけに留まりましたが、
今回彼は旅行写真をすべてiPhoneで撮っていたので、さすがにどうかと思っていたようです。
そもそもはじめは、私がいい加減自分の一眼レフのレンズがもう機能しないので、
いっそのことお金のあるうちに買っちゃえ!という思いで家電店に入ったのですが、
さすがにそこは熊本、ニコンのレンズを何種類も揃えてます!みたいなお店は
見つけられませんでした。
さらにレンズは最低額でも3万程度はするので、ならいっそのことこの旅行で
より小型で便利な同額のものを買ってもよいかと。
と思っていろいろ見ていると、むしろ興味津々になってきたのは彼のほうで、
今話題(?でもないと思うけど)のほぼ一眼レフ機能のコンパクトカメラを
友達が持ってた、と言い出し、日本の市場の値段を見て仰天。
普段から日本で言う価格.comみたいなののフランス版サイトはよく見てたのは知ってますが、
とにかく値段が1万円以上安いのだそうで、じゃあ買おうかってことになり、
けっきょくお互い買うことにしました。同じものではないけど。
私は機能というよりは使いやすさと見た目重視なので、
なんとなくクラシックっぽい作りの手頃な値段のを選びましたが、彼はすごかった。
お店のiPadを使って、フランス語のカメラ批評、比較、すべて検証し、
フランス語の説明書がダウンロード可能かまで調べて、のべ1時間は居ました。
担当の人にも「すいませんねー」と言いながらもそこまで気にしていないのですが、
けっきょくこの日はこのカメラで一日使い果たしたと言っても過言ではないくらいでした。
まあでもメカニックな彼には重要な出来事だったようなので、べつにいいのですが。

夜は近くのダイエーで買った食材で料理。
彼が日本に来てから好きになったものは、
おにぎり、海藻、ゆずこしょう、ごぼうサラダ、するめ、冷奴、コーヒーゼリー、豆乳。

翌日は彼きっての希望で、市営プールへ。
午前中に泳がないと気が済まないらしいので。
ちょうど宿の近くが交通局だったので、市電一日券を購入。
日本でプールに入るなんて小学校の授業くらいの久々でしたが、
プール施設内の壁の至る所にある注意書きに、頭がいっぱいになってしまいました。
こんなに注意することあるのー???
ヘタに日本語が理解できると余計な情報まで入ってきちゃいます。
私は、脇でペチャクチャしゃべりながらの丸々おばさん達と共にウォーキングコースや、
もう片方脇の初心者コースをビート板でバシャバシャやるような時間の使い方ですが、
彼は、30分まったく止まらず上級コースをひたすらクロールしまくりです。
どんなに泳ぎの上手な日本人も時々休んで、また泳いで、みたいなペースだったのに、
彼だけは黙々泳ぎ続けるのです。
彼のトレッキングのスタミナは間違いなくこれだな、と思いました。
帰り際、受付のお姉さんに
「あのー次回お越しになる際には、スイムスーツなどで刺青を隠していただけますか?」
と言われました。あーやっぱダメなのねー。

プールを出て、近くを散歩。
この一体は水前寺公園といって、宿のマスターもおすすめしてくれたところ。
ほんとうに川の水が澄んでいて、今にも蛍が出そうな雰囲気。
芭蕉がうじゃうじゃ生えてる獣道を発見して、歩き進むと
近所に住む貴婦人風の感じの良いおばあさんに遭遇し、
見晴らしのよい獣道コースを案内してもらったりと、私的にはかなり楽しかったです。
実際ここではじめて遭遇する虫も見ました。
黒いトンボです。あとで虫博士に聞いたところによると「ハグロトンボ」という名前の
従来の尖った飛び方ではなく、蝶のようにフワフワ飛ぶトンボなのですが、もう大量発生。
旅先でいろいろ珍しい動植物に遭遇するのが大好きです。
なんでも熊本は100%地下水を汲んで使っているそうで、大きいダムが近所にあった
私の故郷の環境とはぜんぜん違うなと思いました。
奥には江津湖という美しい池サイズの湖もあるらしく、行きたかったのですが、
どんどんメインの熊本城に行く時間が押せ押せになってきているので、市電に乗ります。

さて熊本城です。
また私のワクワク感を裏切るように、入城直前に「先にごはん食べない?」と言われて
熊本ラーメン屋へ。私はあまりラーメンが好きではないので、熊本牛のハヤシライスに。
彼のラーメンをひとくちもらうと、へーこれが熊本ラーメンか、という感じ。
高菜が入っているのですね。そういやタイピーエンにも入っていたかも。
私の中で高菜といえば中国でよく食べる食べ物のイメージのほうが強いので、
やはり九州という土地は中国の影響を多大に受けているな、と感じたエピソードでした。
美味しかったです。

a0054625_2173347.jpg

a0054625_2175612.jpg

a0054625_2182254.jpg


加藤清正の城だったのですね。熊本のことを肥後っていうのも
行くまで知らなかったくらいですから。
加藤清正って、歴史上ではわりとぱっとしない人物の記憶しかないのですが、
しかし城は立派でした。
恥ずかしながら私の城見回数は、これで3度目。大坂城、松本城に引き続きです。
もっといろいろ日本の城も見てみたいところです。

夜は、明日阿蘇に車で連れていってくれる、友達の友達、みのりさんと会う約束。
彼は(プールのせいで)疲れているので、部屋でゆっくりしているというので、
私ひとりでおでかけ。なんという開放感。
やっぱりたまには別行動したほうが、お互いのために良いと思う、と思えるまでには
まだまだ時間がかかりました。
河原町という、熊本のアングラな若者たちがひっそり集まる界隈へ。
a0054625_2116499.jpg

a0054625_21173994.jpg


ヨーロッパみたいでおしゃれーと本気で思ってしまう自分が怖い!
みのりさんと小坊主なつめくんです。
なつめくんはこの後、みのりさんに運ばれてきた、うす〜いガラスのジントニックを
早々にぶちまけて割ってしまいました。薄いもんね、あのグラス。
いろいろお互いの彼のことなど初対面ながらにお話して、
明日はいよいよ阿蘇!彼が運転しないから機嫌も悪くならない!
[PR]
by uncoblicco | 2013-11-03 21:36 | EU旅行

鉄輪温泉/小鹿田

台風をまたもやうまくすり抜けて九州本土へ帰還しました。
駅前のゲストハウスにチェックイン。

鹿児島でのミッションは、種子島包丁を購入すること。
しかし種子島の物産店へ行っても、商店街の金物屋へ行っても置いてません。
料理人や関係者の間では、京都の「有次」くらい有名なのですが、
地元の人に聞いても誰ひとり知りませんでした。
てっきりなんでも手に入る東京の気持ちでいたのがまずかった。
その土地に行けば簡単に見つかると思っていた自分がバカでした。
後日ふつうにインターネットで注文し、無事実家で受け取りましたが。

温泉という名の銭湯に入りました。
なんでも鹿児島に銭湯は存在しないそうで、銭湯タイプのものもほぼ源泉だそうです。
番台のおばちゃんに「今日が最後の鹿児島なんですけど、記念に何食べるべきですかね?」
と尋ねると、「そうねえ、黒豚とか、鶏の刺身とか…」と言うので
やはり腹をくくって、しゃぶしゃぶを食べることにしました。
地鶏は熊本でも食べられるし。
最後まで「魚食べたい」と言っていた彼ですが、
さすがにしゃぶしゃぶスタイルを目の前にすると、わくわくな様子。
何たって、私ですら外食でしゃぶしゃぶ、しかも黒豚なんて人生初ですから。
「今夜は多少値はるけど大丈夫?」と念のため聞いてみると、
「それでもパリの食事に比べたら格段に安いよ」の返答。まったく同感です。

焼酎のメニューの数にびっくり。まるで図鑑です。さすが鹿児島。
まったくわけわかんないので、接客のお姉さんにすべて決めてもらいました。
やっぱり自分の知らない分野の通訳は、つくづく辛い。
挽きたてのすりごまにぽん酢、野菜ダシにゆず胡椒の2種のたれで食べるしゃぶしゃぶは
こんなに格調高いものか!と唸るほど美味しかったです。
これこれ、ちゃんと値段に見合った料理を提供してくれるのが日本のすごいところ。
最後の残り汁で食べるラーメンもまた素晴らしい美味しさで、
私の料理の神髄でもある「ダシは母なり」を存分に堪能できる食事でした。
a0054625_1163075.jpg


さて翌日はついに青春18きっぷで移動です。
なんせ8時間の鈍行北上列車ですから、目的地の別府に着いた頃には
彼はもう枯れ葉のようになっていました。
私は72時間列車を経験したことがあるのでへっちゃらでしたが。
むしろ8時間の車窓風景をたのしむのに忙しかったくらいです。
霧島で大量のおじいさんおばあさんが降り、
台風でダイヤが乱れた影響もあって宮崎県をゆ〜っくり縦断し、
大分県では海岸沿いを走りと、計5回も乗り換え。
とくに宮崎と大分の県境の秘境は印象的でした。
こんな漫画みたいに森を突き抜ける列車が日本に存在するとは!
一生の思い出です。

別府からまたバスに乗り、鉄輪温泉へ。
バスのアナウンスが英語と韓国語でも流れるあたり、さすがの観光地ですね。
ここに今回の旅行で私がいちばん宿泊したかった宿があるのです。
「陽光荘」という大正期からある湯治場で、
なんと温泉街に湧き出る天然蒸気を利用した、蒸し竃があるのです。
a0054625_016195.jpg


この共同竃で自炊しながら温泉地を旅行できるなんて、夢みたいです。
きのこ、白菜、豆腐、玉子、オクラ、とうもろこしなどいろいろ蒸しました。
翌日は疲れてるので、老人のようにひたすら温泉街を散歩。
どこからでももくもく立つ煙と、しなびた雰囲気がとてもよい。
a0054625_0195739.jpg

a0054625_0202311.jpg

a0054625_0212952.jpg

a0054625_1582091.jpg

a0054625_1585028.jpg


本気の純喫茶でクリームソーダも頼みました。
床屋みたいな品揃えの漫画などもあって、日本に来てる感でいっぱい。
a0054625_0222413.jpg



午後は、パリ在住の山口出身の友達も同じ時期に帰省していて、
私のスケジュールに合わせてわざわざ大分まで会いにきてくれました。
みんなで良い感じの食堂へ。なぜか冷麺を頼んでしまいました。
昨夜食べた、大分名物3点セットも美味しかった。
たしか「だんご汁」「りゅうきゅう」「とり天」でした。
謎のりゅうきゅうは、ヅケまぐろみたいな感じで雑魚をあまみ醤油でマリネしたもの。
a0054625_0291772.jpg

a0054625_029496.jpg

a0054625_1244136.jpg


夜は八百屋の終了間際で半額になっていた「海鮮地獄蒸しセット」を蒸したのと、
ごはんも炊いて薬味味噌で食べました。
残りの殻でダシをとって、しゃぶしゃぶを思い出してちゃんぽん麺も作りました。
なんたる老人のような旅。いっそのこと演芸も見ればよかった。
a0054625_1262232.jpg


夜、ちょっとした事件が。
明日小鹿田のやきものの里へ行くためのレンタカーを予約しようと電話したのですが、
運転するのは私ではなく、国際免許証を持ってるフランス人ですと答えたところ、
「フランス国籍の方はジュネーブ条約に加盟しているので、国際免許証ではなく、
 自国の免許証、JAFが発行する免許証の翻訳書、パスポートが必要です。」
と言われてしまい、「え、じゃあ借りられないってことですか?」と尋ねると、無言。
そんなジュネーブ条約の誰かが日本のレンタカー会社までわざわざ調べにくることは
絶対ねえよ!とフランスにいる感覚でもう思ってしまうのですが、
こういうくだらないきまりも守ってしまうのが日本ですもんね。
とにかく大手レンタカー会社では借りることができなく、屋久島で借りたような
別府駅前の個人経営っぽいところで無事借りることができました。

そのレンタカーですが、なんでもNISSANの新しく出たばかりの軽自動車だったのですが、
じつは私の彼は、RENAUTというNISSANと提携(?)してる
フランス車メーカーのエンジニアなので、この新車はもちろんフランスではまだ見ていません。
いきなり前のボンネットを開けだし、エンジン構造確認。「燃費いいね。」と一言。
前のボンネット開ける人はじめて見ました。職業がうかがえておもしろかったです。

レンタカーの人にカーナビ音声を英語にしてもらい、出発。
大分の人気を別府と二分している町、日田へ行きます。
通り道なのでついでに湯布院へも行きます。
湯布院から別府までの「もはや阿蘇高原?」みたいな広野も印象的でした。
a0054625_0531679.jpg


まずは日田へ行き、やきものの里小鹿田の情報収集。
なんせ慣れてないので私がカーナビの使い方がよくわからず、
住所でしか目的地が入力できないので、住所がわからないとお手上げなのです。
日田の旧市街(とは言わないか)には小鹿田のやきものを扱っているところもあり、
さっそくそこの主に行き方を尋ねます。
日田自体も素敵な町そうだったけど、ドライブ時間が長くなると彼の機嫌が悪くなるので、
寄り道はぜずにできるだけ目的地のみをピンポイントに。

ほんとうにココに来てよかった。
なんとまあ素晴らしい里があるもんだ九州。
こんな場所でなら修行できるかも、と思わせるくらいの場所。
もちろんやきものも素敵ですが。
a0054625_1321297.jpg

a0054625_133855.jpg
a0054625_1323761.jpg


小鹿田のどんぶりを使ったお蕎麦屋さんで蕎麦を食べてゆっくりしたら、
湯布院へ向けて帰ります。
思った以上に観光地だったのに驚きましたが、
いったい湯布院に温泉以外の何があるかもまったく知らないまま訪れてしまったので、
とりあえず人に聞くために選んだのが、なぜか骨董品屋。
しかしその店主のおばさんからなかなか的確なアドバイスを頂戴し、
地元の人がよく入る温泉を教えてもらいました。
「下ん湯」というヘンな名前のこの温泉。
さっそく行ってみると、まるで屋久島の再来かのように、200円を貯金箱に入れて
好きなように入ってください的な露天風呂。
周りは観光客でいっぱいだけど、もう私はふっきれているので入りますよ。
公然と堂々と昼間から入るお風呂って、なんて気持ちいいんだろう。
ちなみに湯布院の写真は、なぜかこのヘルメット干してる写真しかないです。
a0054625_1553211.jpg


私は大分が今回いちばん印象に残った旅行です。
九州の中でもさすがに知名度があるだけのことはある。
次回はいよいよ中盤戦の熊本です。
[PR]
by uncoblicco | 2013-10-25 01:37 | EU旅行

屋久島ー後編ー

大変です。
屋久島を訪れた者の最大のイベントである、縄文杉と白谷雲水峡、
どちらも網羅したにもかかわらず、肝心の写真が、今見直すとものすごいピント。
ド近眼の人が撮ったようにしか見えないものばかり。哀しい限りです。
前から私の一眼レフの調子がおかしく、
便利この上ないオート機能が一切使えなくなってしまったので
ここ数年はマニュアルモードでかなりプロっぽくピントも合わせられるようになっていたのですが、
ついに本格的にレンズが壊れたようです。
見えてるピントとぜんぜん違って撮れてしまうので、
もう勘でしかピントを合わせられないのです。
まあこの旅行で新たにカメラ購入したので、
熊本以降からは最新オート機能でビシっと撮れているのですが、
せっかくの大自然をピンぼけ写真でご了承ください。
それでも選りすぐりのまあまあ見られる写真をピックアップしたつもりです。

屋久島3日目。
朝4時起き、4時半のバスに乗って縄文杉へ行きます。
なんと彼は、この屋久島が人生初のトレッキング。
なので「大変?疲れる?」など聞いてきてとっても気弱な様子。
なんせ往復8時間ですから、時間だけでもなかなかの疲労は予測できます。
私としても久しぶりの山なので、少し体力が心配なくらいです。
「この縄文杉のコースは行かなきゃ今回の旅の意味無いよ。遂にもののけに会えるよ。」
と、気の乗らない彼のやる気をなんとか出させて臨みます。

この早朝バスでしか日帰りで縄文杉を堪能できないってのが屋久島のすごいところ。
バスの他の乗組員も、眠い顔ながらに若干気合い入ってる様子。
私たち含め、外国人率ははやくも高いです。
9月に入ったばかりのシーズンオフでこの人なので、
夏場はさらに大変だったと思われます。

その行きのバスで、ひとりで来ていたノルウェー人の青年が
最後お金支払う時に「小銭ないです…カードで払えますか?」と
ナメたことを言っているので、見ていられなく、私が代わりに払いました。
4時半のバスのあとは6時発の登山口行きバスに乗り換えます。
ここでも私が親のように料金肩代わり。
まあ私もいろんな海外でこういう親切されてきているので、お返しです。

ノルウェーくんは22歳の建築科の学生で、日本語話せないけど日本大好き。
映画もののけ姫はまだ見たことないそうですが、まったくガイドに頼らず
こんな屋久島まで来られたのはすごいことです。
外人ってそんな人ばかりなのでもう驚かないけど。
最新映画「風立ちぬ」もすでに見たそうで、
「ぜんぜん話わかんなかったけど、映像はすごいキレイだった」
と美大生っぽい発言。私だってまだ見てないのにー。

彼と私とノルウェーくんで、縄文杉までのトロッコ道を歩くことになりました。
久々の英語も意外とすらすら話せるのは、ついこの間までアヌシーで
テキサスの女の子と話したりしたからかしら?
歩いてると、夜が明けます。
a0054625_1274737.jpg

a0054625_129228.jpg
a0054625_129143.jpg


朝方に川沿いを歩くなんて、久々のトレッキングに私の胸は踊ります。
強いて言えば、彼とノルウェーくんの歩くペースがやたら速いので、
「私そんなにはやく歩けないよー」と嘆いたりしたほど。
縄文杉に辿り着くまでも、いろいろな前座の杉があり、たのしめます。
a0054625_133203.jpg
a0054625_1325488.jpg

a0054625_138345.jpg


気づけば私たちは早々に出発していた日本人チームを次々に追い越し、
ほぼ先頭で歩いていることに気づきました。この速さは一体…。
これ以上のペースは私の足が壊れそう。
彼に「疲れない?大丈夫?」と尋ねたところ「ぜんぜん平気。もっと速くてもいい」
と、初トレッキングで彼は見事才能を覚醒してしまったようです。

長かった平坦なトロッコ道が終わり、いよいよ崖伝いに歩くやや難関コースです。
私はのぼりのほうが得意。しかし上りが辛いというよりは、
濡れた岩場で足を滑らすのに注意するため、筋肉が緊張したような感じになるのが
大変に思われます。
そんな高速ペースで、いよいよ御大に到着したのは10時。
大きさよりは、森の深淵に佇む崇高さってところでしょうか。
a0054625_1372973.jpg


記念撮影もさながら、いよいよ雨が降ってきたので、お昼ごはんです。
周りの人は前日に予約した弁当を食べているのが定番のようですが、
私は前日に自分でおにぎり作りましたよ。じゃことしそ昆布味。
もちろんノルウェーくんにもあげて、本当にありがとうと感謝されました。
おにぎりを食すのは2度目だそうで、彼のお兄さんの彼女がアメリカと日本のハーフだそうで、
その彼女に一度作ってもらったことがあるそう。

さて下山です。
道を譲ってもらったり、折り返しコースで登山特有の挨拶
「すいませーん」「こんにちわー」「ありがとうございまーす」
みたいのが何度もあるため、彼もノルウェーくんも、この3つのフレーズは
アクセント含め完璧にマスターしてしまいました。

途中の白谷雲水峡への分岐点で、ノルウェーくんは敢えてハードなコースを行き
そのまま歩いて宿まで帰る(お金無いから)と言い張るので、
そこまで言うなら、とついに彼とお別れ。グッドラックしか言えませんでした。
彼も体力的にはぜんぜん行けそうな感じでしたが、わたしのほうが疲れたので
白谷雲水峡は明日行くことに。もう若くないしね。体力温存。
日本人ぽく、山登りのあとは温泉ってことで、バスを途中下車して
宿からいちばん近い温泉へ。
a0054625_156371.jpg


このしなびた感がたまりません。
めちゃくちゃ小さい湯船でしたが、湯質がものすごい良い!!!
彼も私もぬるめ派なので、ここが私は屋久島一お気に入りでした。

宿に戻る直前、いつも夕方頃に井戸端会議をしているであろうおばさん団体が
「あらーもう縄文杉から戻ってきたの?早いわねえ若い人は」と声かけられる。
なんで縄文杉とわかったのかは謎ですが、山登りっぽい格好などしていないのに。
「天気がよかったので気持ちよかったです」と無難に答えました。
彼は「アリガトゴザイマース」とまだ山登り気分で答えていました。
それにしても、今回縄文杉に登ってびっくりしたことがあります。
山登りを目指すみなさんの格好。いでたちです。
はりきりすぎやしませんか?山雑誌から抜け出してきたような完全装備。
私も彼もノルウェー人も、カッパ以外は至って普段着でしたが、
日帰り登山であんな装備ははっきり言って大袈裟です。
あの装備だと長野の5日間連泊連峰登山くらいですよ。

さて、翌日は遅めに起きて11時くらいに白谷雲水峡到着。
また掘建小屋レンタカーで車借りました。
昨日よりは時間もかからないコースなので油断していましたが、
普通にここも登山です。しかし、昨日より格段に絶景です。
ピントが合ってないのが口惜しい。
a0054625_253068.jpg
a0054625_24545.jpg
a0054625_242147.jpg


何を隠そう私も大のもののけ姫ファンなので、この絶景は涙モノです。
ここはさすがに彼も感動していたようで、写真撮りまくりでした。
私は昨日の疲れからか足が若干痛むので、無理せずゆっくり歩きました。
この雲水峡のメインは太鼓岩という岩らしいので、そこ目指して登ります。
私たちは11時というかなり遅い時間に出発したにもかかわらず、
気づけばすべての客を追い越し、またしてもトップバッターに立とうとしている
恐るべしハイペース。やっぱり白人の体力ってものすごいんですね。全然違う。

で、太鼓岩到着。
ここは、あの山犬モロがアシタカに「黙れ小僧!」って言うところではありませんか!
とは言っても岩が映ってないので、この風景からじゃわかりませんね。
a0054625_2113226.jpg

すごい眺めいいよ!と彼を崖ギリギリまで誘いますが、
彼はそういう場所は怖いため、絶対近寄ってきません。
同じようなオーストラリア人と日本人カップルが岩の上にいて、
オーストラリアの旦那さんは穏やかそうに休んでいるけれど、
明らかに絶壁に近づかないようにしているのがわかりました。

下山は霧が出てきて、よりもののけ姫っぽい。
a0054625_2145136.jpg
a0054625_2142674.jpg


お腹が空いたので車で島内を彷徨います。
お目当てのお店もお休みで、開いていたところにテキトーに入りました。
私はみそかつ丼なるものを注文。あえて日本在住時に食べなかったものを食べたい。
a0054625_2165444.jpg

そのうちものすごいスコールみたいな雨もザザーっと降って、
運転中だったので怖かったけど、ここが南国であることを感じました。
後で聞いた話だと、屋久島はとにかく雨が多い島だそうで、そう考えると
私たちが居た4日間はかなり天気に恵まれたのだと思います。

最後レンタカーを返す時に、彼が信号が赤になったにもかかわらず右折したので、
私が「うわ!」みたいなフランス語を発すると、めちゃめちゃ怒り出し、
ケンカになりました。お互い疲れてたし、ついに勃発という感じです。
この日に限らず、今思うと運転中はなにかとぴりぴりしやすかったです。
私も知らない道をカーナビと照らし合わせてナビしているので
「あれ〜このへんで曲がるはずなんだけど〜、ってここだわ今ココ右!」
みたいなことがよく起こりました。大変ですね。

屋久島フェリーへ乗る帰り道、彼が道端に落ちてるマスコット人形を見つけ、
それを旅行中ずっとリュックに付けていたのが、なんだかおもしろかったです。
これがヘンなキャラだったらすぐ止めさせたけど、ノンタンだったから許す。
今ならキャラものを素直にかわいいと思える自分がいるのです。

次は移動して大分県。
[PR]
by uncoblicco | 2013-10-21 02:26 | EU旅行

屋久島ー前編ー

3年ぶりの日本です。
正確に言うと、お金がなくて帰れなかったというのが本音でもありますが。
それなのに実家に帰るわけでもなく、3週間も未開の地、九州旅です。
しかしながら、外国に住んでいながら日本の知らない町を旅するというのは
なんとも不思議な感じがしておもしろそうだと前から思っていたのです。
実際やってみて、想像以上に違和感の連続で、日本と外国と区切る境目のグレーゾーンが
私の中でかなりあやふやになりました。
言葉や風習もしかり、私の3年間の日本無知の溝もあったと思いますが、
「え、こんなんだっけ?」みたいなことが幾度となくあったので、
ある意味外国を旅行するのとさほど変わらない体験でした。

そして今回の旅行の最大にして最難関だったのが、フランス人連れ。
ついに恋人を連れての2人旅のはじまりです。
相方のテンションの変化や、日本のこんなところに注目するんだ!みたいな
外人ならではの視点は、同行していてかなり興味深かったです。
興味深すぎて、私まで外国人になったかのような感覚で旅行したほどです。
実際まったく日本人に見られなかったしね。

さて、福岡空港にはけっこう夜に着いたので、夜ごはんが食べられるか心配でしたが、
福岡の都会度は知らないけど、さすがに夜中までやってる食事屋さんは
探せばどこかにはあるだろうと相方に説明し、入国審査。
地方空港ということもあってか、成田では私はパスポートのスタンプの数の異常さから
常に止められ、捜査犬まで出てくるのですが、3年ぶりでもそんなことはありませんでした。
しかし、相方が捕まってしまいました。
用心深い性格のため、いろいろな薬をかなりの量所持していたからです。
おもしろくて私は笑ってしまいましたが、けっこう時間がかかってしまい、
空港から市内までわずか2駅で行ける素晴らしい立地の福岡にもかかわらず、
宿に着いたのは23時。

祇園地区の大正時代からある建物という素晴らしい旅館に泊まったのですが、
「門限と公衆浴場は0時までです。」と日本っぽい決まりを告げられ、
急いでお風呂に入りました。
相方は部屋ももちろんですが、備え付けの浴衣がたいそう気に入ったようです。
ピンぼけしてますが、部屋の中庭の写真だけかろうじて撮ってました。
a0054625_61526.jpg


もう夜遅いので、仕方なくごはん屋さんは諦め、近くのコンビニで済ませることに。
初日からコンビニか〜と少々がっくりでしたが、実際ファミマに入ってみて
私もですが、相方の瞳孔もガンガンに開きまくりました!
こんなにコンビニが新鮮に見えるなんて!
陳列の美しいこと!なんかよくわかんないけど買いたいものばっかり!
けっきょくおにぎり(もちろん明太子)、ごぼうサラダ、豆乳、あと朝ごはん用の
クリームパン、フルーツゼリー、トッポなどのおやつ類を買ったのですが、
相方のはしゃぎようはすごかったです。
彼は缶コーヒーに着目し「この種類の違いは何?」と聞いてくるのです。
私も日本で缶コーヒーなんて飲んだこと無いので、かなりプレッシャーな質問でしたが
必死で日本語を解読し、なんかちょっと砂糖入ってるとか、後味すっきり(キレの説明)
とか、濃く焙煎してるとかあるみたいよ、などテキトーに説明。

そしてそして、そのおにぎりの美味しいこと!!!
今までコンビニのおにぎりの丸いほう(海苔がぱりぱりじゃないほう)
は、なんか美味しくなさそうな気がして避けていたのですが、
今回は明太子味が丸しか無かったので買ってみたのですが、
この丸のほうの手作り感が、ものすごくレベル高い!
つーかお米がぜんっぜん違う!パリで私はどんなお米を食べていたのだろうか?
こんな美味しいものが100円ちょっとで入手できるなんて…。
まさか私も、コンビニでここまで感動するとは思いもしなかったので、
これからの日本旅行が少し心配になったほどです。

翌日は午前中に青春18きっぷ購入や日本の銀行の貯金引き出しなど諸手続きを済ませ、
午後からいっきに鹿児島まで高速バスで行き、そのまま夕方の船に乗り、屋久島です。
途中熊本のドライブインでトイレ休憩があったのですが、
私がトイレに行ってる隙に、相方がなんか屋台で買い物してる…!
「からし蓮根」と書かれた揚げもの。初耳です。
相方は「ちょっとマスタード多すぎない?」と言っていましたが、
たぶんこれはこういう食べものなのだろう、と私は察しました。
ちなみに蓮根はフランスには無いので、蓮根の説明もなかなか苦労しました。
私的には、トピナンブールというキクイモに味が似ていると思っているので、
そんな説明しました。

鹿児島なんて地方都市でも都心はけっこう都会でびっくりしました。
ちなみに福岡天神の高速バス乗り場もすごかった!
全国どこでも網羅できるんですねえ。アメリカのグレイハウンドを思い出す。
中央駅から船乗り場までは、近いようでけっこう遠く、
タクシーまで使うハメになりました。こんな貨物船です。
a0054625_6211959.jpg


日本に着いて早々、九州大陸を離れ、島です。
しかし島に着けば海がある、という2人の思いを胸に、船は進みます。
8月は仕事づくめでまったく夏気分を味わえなかったので、せめてキレイな海が見たい。
ちなみにこの時点で台風が来ている情報なんてまったく知りませんでしたが、
まあ運がよかったとしか言いようが無いです。

屋久島には午前中に着き、まだチェックインできないので、
荷物だけ置いて、さっそくバスでビーチへ。
a0054625_626047.jpg


が、残念なことにすでに海開きは終了〜。
台風が来ていることもあいまって、ここでは泳げないみたい。
"海の家でかき氷"がミッションだった私の願いは早くも終わりました。
気持ちを切り替えて、周囲を観光。
a0054625_629511.jpg

a0054625_630717.jpg
a0054625_6294020.jpg


さっそくヤクザルやヤクシカにも会えて感動しました。
明日は雨らしいので、大人しくレンタカーを借りて島内観光することにして、
とりあえず宿に戻って一息。
宿の周りの光景も、日本の田舎に来た感存分で素晴らしい。
今見ても涙出そうです。
a0054625_6333037.jpg
a0054625_633819.jpg


近くの農協で買い物をして、この宿では毎晩ごはんを作ることを決意。
なんたって鹿児島のご当地食材をありったけ使えるのですから。
お米、魚、しょうゆ、乾物などはりきって買いました。
ここでも相方がビールコーナーで興奮。
「こんなに種類あるけど、どう違うの?」と。
私もビールなんて飲まないので説明に苦しむし、
私が住んでた頃にも無かった新しいビールが続々出ていて
わけわかんないので、缶に書かれている情報のみを頼りに通訳。
彼は英語で書かれた「clear」が気になったようで(唯一読めるから)、
「何がクリアなの?」と突っ込んでくるので、黄色いのと青いのの2つを比較し
「泡がすごいクリームなのと、もういっこは…よくわかんないけどとにかくさわやか!」
みたいな説明をしたような気がします。

翌日は近所の掘建小屋が事務所になっている、いかにも安そうなレンタカー会社で
車を借りて、島ドライブ。
昨日のビーチよりもキレイというウミガメの産卵が見られるビーチへ。
a0054625_6421670.jpg


キレイはキレイなんだけど、風が強い…。
しかし掘建小屋レンタカーのおじさんたちはさすがに地元民。
「あー今雲が西から東に動いてるから、雨は中央の山に当たって東側に降るから、
 西廻りで行ったほうがいいよ。雲の流れよく見てね。」と
ものすごいカッコイイアドバイス。さすがだわー。
そのおじさんの助言通り、雲は危ういけど雨には当たらない状況下、
屋久島きってのドライブポイントへ。
こんな感じです。
a0054625_6494888.jpg


ここ、1時間は居られるなー。
対向車が来ても、一向によけようとしない根性座った猿&鹿たち。
ここの道が大自然でとっても素敵な車窓なのですが、
やたら獣道+道幅が狭く、対向車が来るたびに
最高の運転テクを駆使しなければならないのです。
こういう時、運転が得意な人との旅行はラクチンだなーと思いました。
ありがたや。

ちょうど島を半周したポイントが、海中温泉という
干潮の時の2時間だけ温泉が現れるという露天風呂で、
「干潮がいつかわからないけど、一応行ってみる?」と
軽い気持ちで車を降りて見てみたのですが、ちょうどまさに
温泉に入ってる人が2、3人居たので「どうする?」と立ち往生していると、
側から外国人の若者男女たちがドヤドヤと入ってきて、
すぐさまその場でスッポンポンになって温泉に飛び込んでいくので、
「じゃあうちらも入ろるか?」ってことになり、便乗しました。
a0054625_658060.jpg


彼らも私たちの入浴シーンをバチバチ写真に撮っていたので、おあいこです。
他には日本人のおじさん、フランス人おばさん2名、とこのスイス人若者5名と
私たち、というほぼ外国人が占める海中温泉。まあ日本人は躊躇するわな。

スイス人のひとりが私の刺青を見て
「日本では刺青が入ってると温泉に入れないって聞いたけど」
と尋ねてくるので「私ヤクザじゃないし、大丈夫だよ〜」と
日本人代表として軽〜く答えてしまいました。
スイス人の女の子のひとりが、タンポン付けて入浴しているのを発見してしまい、
思いっきりヒモが出ていました。もう、なんでもいいんですね、若いって。外人って。
意外と湯質もよく、やっぱり屋外の入浴は格別です。

お昼はついに、念願のお寿司!
うまい〜!
a0054625_763197.jpg


夜ごはんは彼の要望に応え、キムチ奴、海藻サラダ(あまみ醤油ドレッシング)、
きんぴらごぼう(フランス語で「salsifis」サルシフィという言葉がなかなかでてこなかった)
メインは忘れたけどたぶん焼き鯖の炊き込みごはん。
a0054625_23571071.jpg


後編へつづきます。
[PR]
by uncoblicco | 2013-10-18 07:06 | EU旅行

コペンハーゲンのつづき

2年越しにデンマーク旅行の続きです。

コペンハーゲンの出勤風景。
オランダ並みに自転車王国。スピードも違います。
朝早くから美術館へ行ってみたら、どこも10時オープンでした。
なので近くのカフェでお茶。やっぱりデニッシュ!
a0054625_655790.jpg

a0054625_6573154.jpg


期待してなかった国立美術館がものすごい素敵でびっくり!
お目当てのハンマースホイ(デンマーク出身の画家。暗い絵)の作品は
すべてミュンヘンに行っちゃってるってことで残念だったにもかかわらず、
コレクションの新鮮さと質の高さ、
しかもほとんどがデンマークのアーティストだったことにびっくり!
埋もれてる作家って、いっぱいいるんですね。
触発されて、私も昔を思い出して、デッサンコーナーでちょっと描いてみました。
移動してデザイン博物館では「ここ、一日中居られる!」ってくらい素敵なものばかり。
a0054625_745470.jpg

a0054625_781276.jpg


コペンハーゲン随一のおもしろスポット、クリスチャイナへ。
ここはデンマーク政府がヒッピーの人たちのために自由開放している特別区で、
なんでもありのチボリ公園とは違う意味で、(マリファナ)楽園。
大きめの公園くらいの大きさの敷地に、人が吸い込まれていくように入っていく。
これも健全に見えるデンマークの、もうひとつの顔と思うと感慨深い。
ちなみに私はここで不思議なサウナにも入りました。
a0054625_7114769.jpg

a0054625_715984.jpg

a0054625_71655100.jpg

a0054625_7175637.jpg


コペンハーゲンの街は強烈に住みたい!と思うほど素敵です。
こんなに物価高くなければなあ。
泥色の壁の家屋、オシャレパン屋、スーパーまで激オシャレ。
お気に入りのIrmaでもっといっぱい買いたかった。
泊めさせてもらったビヨルンくんも、もちろんマンガオタク。
おばあちゃんに特別作らせた浴衣を着て、日本旅行の時の宝物を見せてくれました。
a0054625_7225212.jpg

a0054625_7232595.jpg
a0054625_7235453.jpg
a0054625_7242315.jpg


最終日は少し遠出して、有名なルイジアナ美術館へ。
市内の国立美術館とデザイン博物館ですでに素晴らしかったので、期待高まります。
駅の自転車置き場は芸術の域。
おじさんとたぶん北欧版カラスと一緒に電車待ち。
行きすがらの郊外ならではの邸宅も素敵。
a0054625_7272511.jpg
a0054625_7275118.jpg

a0054625_729175.jpg


ルイジアナ美術館はなにがすごいって、立地!
もちろん作品もショボくなりがちなグッズ売り場まで素晴らしかったけど、
これはもう美術館の域を越えてます。
レストランも含め、もはや超ラグジュアリーホテルみたいな感じ。
贅沢で素晴らしい!こんな立地で暮らしたい!
作品見なくてもじゅうぶん楽しめる!
a0054625_7323482.jpg
a0054625_7341563.jpg

a0054625_744232.jpg

[PR]
by uncoblicco | 2013-10-01 07:36 | EU旅行

モンブラン

早起きして電車でシャモニーという町へ。
車だと1時間半で着くところを、電車だと乗り換え含め3時間かかるのです。
昨日のアヌシーの人ごみを見て、シャモニーも混んでるかも…と少し警戒しましたが、
実際ヴァカンスは昨日が最終ピークだったようで、
シャモニー行きの1両列車も空席ちらほらの、至ってのんびりできそうな感じ。

着いたらまず、寒い!
私の希望にあっさり答えてくれたようで、思いっきり快晴にもかかわらず、
気温は完全に北海道の冬です。
この日のためにしっかり冬支度してきましたよ。

まずは50€払って、シャモニー近辺の乗り物リフト一日券を購入。
シャモニーはモンブラン含め山岳群からなり、
それぞれ電車で横の移動をしたり、ゴンドラリフトで縦の移動したりできる、
まったく山登り的な運動せずに山岳鑑賞ができる、非常にラクな環境だったのです。
直前までまったく知りませんでしたが。

そしてもちろん最初にメインのモンブラン行きのゴンドラに並びます。
いつ晴れ間が消えるかわからないのでね。
しかしこのゴンドラがすごい。5分ほどでいっきに標高3000m級まで上がるのです。
高さもさることながら、スピードも高速で、ジェットコースター好きの私はたのしめますが、
老夫婦なんかかなり足に力入るんじゃないでしょうか。
a0054625_524527.jpg


ゴンドラからの写真。山の角度が限りなく90℃に近い。
フィリップが教えてくれた予備知識ですが、モンブランはまるでとんがりコーンのように
急に高くなっている山なのです。
a0054625_520747.jpg


頂上到着。標高4810m。寒い!
写真を撮りながら「手袋忘れた」と気づいたけどもう遅い。
かじかむ手でシャッター切ります。周りみるとそんな日本人ばかり。
そう、このシャモニー、やたら日本人観光客が多いのです。
看板表記もフランス語、英語、日本語ですから。
いやーこれはしかし、晴れてよかった!絶景かな。
a0054625_5303346.jpg

a0054625_5312193.jpg


脇ではアルピニストさん達が出発しようとしています。
オーストラリアの若者なんて、絶対10代じゃね?って感じの子たちも。
a0054625_5333380.jpg


さてさて、メインを見終わった後は次のステージへ。
下りゴンドラもなかなかのスリルでしたが、一日券なのでさっさと見なくてはね。
こういうせっかちな旅行はつくづく日本人ぽいと思います。
ここシャモニーの見どことはたくさんあるのですが、
中でも有名なのはこのモンブランと、次のステージのMer de Glaceという氷河です。
これも直前まで知りませんでしたが。

かなりの崖の脇を走る登山列車に乗って、氷河ポイントまで。
ここもすごいよー。こんな軽く電車に乗って、チベット級の谷が見られるとは!
この立地もだけど、交通機関が素晴らしいわ。
a0054625_541256.jpg


こんなゴンドラで下に下がることもできるけど、私は山登り精神が沸き上がり、徒歩で。
a0054625_5444384.jpg


実際の氷河の中は、へんなライトが照らされててセンス無かったので、入口だけ。
でもここも本当に素晴らしい。高い金(交通費が高い)払って来た甲斐あります。
a0054625_5464916.jpg

a0054625_5473118.jpg


さて、見どころ次のステージは、世界一(?確か)高いところまで行く登山列車。
アヌシーから乗り換えたSaint-Gervais-les-Bainsという駅まで戻ります。
この登山列車も含めて一日で廻り切るのはかなりギリギリなスケジュールだったので、
登山列車の最終発車時刻に下手すると間に合わないような焦燥感。

幸運にも電車は遅れず到着したので、駅の向かいが出発口の登山列車に乗り換えます。
すでに観光客が並んでいましたが、出発まであと10分ほどあったので、
朝から何も食べてない私の空腹を満たすため、近くのサンドイッチスタンドへ。
パニーニなんて頼んでしまったので、焼くのに若干時間かかりましたが、
それでもまだ10分以内〜と思って戻ってみると、怖っ!!!なんと!すでに出発!!!

なんで?なんで?窓口のお姉さんに聞いてみると、
なんと昨日で時刻表が変わって、今日から5分出発が繰り上げになったらしい。
え〜!私ちゃんと今さっき発車口の時刻表確認したのに!と問いつめたら、
そこの時刻表はまだ変更してなかった、とのこと。
もちろん最終列車だったので、後はなし。
お姉さんも、パニーニも、自分も恨むまい。
運が無かった、と諦めが早くなったのも、フランス在住3年で学んだことです。

なーんにもないこのSaint-Gervais-les-Bainsという町で
草むらでぼーっとしながら次の列車(2時間後)が来るのを待ち、アヌシーへ帰宅。
最後の夜は、フィリップの友達のアメリカテキサス出身の女の子も加わり、
アヌシーのメインストリートにあるバーへ。
総勢10名ほどでフランス語英語交えていろいろ話す。
この日の会話で、かなり英語とフランス語がこんがらがることなく話せるようになってきた、
と自負できるようになりました。
それでもやっぱり最近は英会話にむしろ集中力が必要。

テキサスの女の子が、テキサス州の地理の形の刺青を足首に入れていて、
ものすごくかわいいと思いました。
私も前から北海道の地理は絶対素敵な形してると思っていたので、
次回はいれてみようかな。

明日はもう日本です。
[PR]
by uncoblicco | 2013-10-01 06:14 | EU旅行

アヌシー

突然ですが、堂々と2年ぶりにブログを更新します。
今までfacebookで主に旅日記を書いてきましたが、
今夏の日本旅行からはiPod Touchという文明ツールでタイムリーに旅写真をアップできたので、
それとは別の、もっと解像度の高いデジカメで撮った、落ち着いた写真を掲載したいと思います。
SNSサイトの普及により廃れつつあるブログを、まだ活用したいという思いもなんとなくあります。

3年ぶりの日本帰省の前に少しだけ暇があったので、
それこそフランスに住む前の3年前に旅行しようとして
TGV(フランス国鉄)がgrève(ストライキ)のため断念した町、
美しい湖のあるアヌシーへ行ってみました。

この町を知ったきっかけは、高山なおみの著書「フランス日記」で
本人が訪れていた、フランスのザ田舎が容易に想像できそうだったからです。
山奥好きですし。

思いっきり観光シーズンに行ったので、こんな小さな町に人だらけ。
でもまあそんな雰囲気も楽しめてよかったです。前日まで働きづくめだったので。
着いた日は日曜だったので、思いっきりマルシェの洗礼。うれしい限りです。
a0054625_4135548.jpg

a0054625_4143955.jpg
a0054625_4151227.jpg

a0054625_437632.jpg


まさにモミの木。ハイジ気分になれます。
a0054625_4182933.jpg


お昼ごはんはせっかくなので、この地方のオーベルニュ料理を食べようと思ったけど、
けっきょく店の雰囲気と安さに負けて、テキトーなお店へ。
しかしココが大当たり。なんてことないフランスのベーシックなメニューだけど、
ぜんぜん繊細で美味しい。パリの値段と比べると破格なのも素晴らしい。
後で聞くと、地元では有名なお店だったらしい。

この地方は豚肉とチーズなので、豚と、キノコのガレット(黒いの)と、
黄色いのはポレンタ(とうもろこし粉ピュレ)です。
a0054625_4302350.jpg


お隣のイタリア老夫婦団体は、昼間っから思いっきりチーズフォンデュでした。
でもこの店の雰囲気とこの人たちがものすごく合ってる。
a0054625_4324611.jpg


調子に乗ってデザートは人生初のプロフィットロールにしてみました。
が、このデザートを選びながら「どんなのだっけ?シュークリームっぽいなんかだったのような…」
みたいなうろ覚えだったので、サーブされてビックリ。こんなダイナミックなものだったとは!
さすがの私もクリームは残しました。
a0054625_4355591.jpg


今回泊めさせてもらったフィリップは、案の定日本アニメオタクだったので、簡単な日本語OK。
アヌシーでいちばん美味しい和食屋で食べた、黒ごまのデザートが苦手だったようです。
親切なことに、車でアヌシー湖一周してくれました。
a0054625_4375953.jpg

a0054625_4383578.jpg
a0054625_439457.jpg


私の実家は、支笏湖と洞爺湖という2つの湖が身近にあったため、
こういう光景を見るとどうしても故郷を思い出してしまいます。
今思うと、日本という国は面積に対して湖が多すぎです。

本日のアヌシーは曇りでしたが、フィリップによると、私が明日訪れる予定の
ヨーロッパ最高峰モンブランがあるシャモニーは、滅多に晴れないそうなので、
頂上が見られなくても残念がらないでね、と親切にも助言してくれましたが、
私はなんとなく、絶対晴れるような気がしました。

夜はフィリップとその友達に映画「キックアス2」の封切りに誘われ、
1も見てないけど見たかった映画だからいっか、と思って見ました。
「英語音声でフランス語字幕だよね?」と確認したところ、
そういう配慮はパリのみらしく、フランスの田舎はたとえ封切りでも吹き替えらしいです。
フランス語一辺倒だと私の理解度がいちじるしく下がるので、
字幕もあればより楽しめたなーと思いましたが、実際見てみると
さすがキックアスだけあって、そんなに難しい会話は無かったので、安心しました。
突っ込みどころ満載でしたが、オタクの気持ち悪さはなかなか出ていてよかったです。

明日はついにモンブラン!
[PR]
by uncoblicco | 2013-10-01 04:50 | EU旅行

コペンハーゲン1〜おとぎの国〜

a0054625_81584.jpg
a0054625_811517.jpg

a0054625_7485172.jpg
a0054625_7474746.jpg
a0054625_7471655.jpg

世界三大物価の高い国といえば…
スイス、ノルウェー、そして、デンマーク。
今回、私としてはまさに腹を切る意気込みで
かなりのお金を落とす予定でこのコペンハーゲンに臨んだのですが、
それでも買ったものといえば、

フルーツを入れるためのステキな籠
有名っぽいtrip trap社のナイフとフォーク
しろくまのお皿
ステキな絵葉書
セールで買ったセーター(寒かったので)
カシスのジャム
オーガニックコットンのふきん

私としては、自画自賛でちゃんと質の良いものも選び
「じゅうぶん買ってやったぜ!」的な気分なのですが、
旅行としてこのくらいの買い物って、普通?なの?
レストランはものすごく高いので恐怖でけっきょくほとんど行けず、
2夜連続タイ料理屋のテイクアウトで済ませました。
それでも1品1200円くらい。パッタイで1200円ですよ!
量多くてちゃんと美味しかったけど。

せっかくこんなリッチな国でも、私は所詮貧乏旅しかできないのです。
しかし今回の旅行、私がフランスの中でも、首都パリに住んでいることが、
かなりのアドヴァンテージになりました。
「EU」というくくりだけで、グッと身近に気軽に感じられてしまう北欧。
クレジットカードが、手数料無料!
飛行機代がぜんぜん安い。往復5000円て行かなきゃ損でしょ!
さらに、EUの中ではパリもけっこう物価が高いので、
逆に近隣のイタリア、ドイツ、スペインなど行くと
「わー安い!ついついいっぱい買っちゃう食べちゃう!」
みたいな、まるで日本の東南アジア旅行気分になれるのです。
今回はさすがに
「むむむ、ここは冷静にデンマーククローネとユーロをちゃんと計算しよう」
なんて場面がものすごく多かったですが、
それでも「まあ、パリでもこんなもんか…」と折れることができました。

ちなみに、世界的に見ても、日本って物価めっちゃ高いですよ。
外食だけべらぼうに安いけど、その他がすべて高い!
そりゃ日本人でも国内旅行がゼータクってのが常識なように、
外国人にしてみればほんとに敷居の高い、まるでアジアの北欧です。

さて、コペンハーゲンの空港には夕方15:00頃着き、
シンプルなつくり(路線が少ないとも言う)なので、簡単に街まで地下鉄で。
唯一、在住日本人のブログで下調べしておいた、切符の買い方が役に立ちました。
ZONER2チケット145.00DKK。
10回分の回数券なので、1区間200円ちょっとです。

街の中心っぽいところで下車し、目抜き通りっぽいところを歩きます。
ここは一応旧市街。スウェーデンのストックホルムを彷彿とさせる雰囲気に、
ブティックや、やたらセンスの良いデパート、
デンマークが誇るレゴショップなどが立ち並んでいます。
ここもじっくり見たいところですが、とりあえず後日にして、
向かう先はチボリ公園。ディズニーの元祖、そして浅草花やしきの元祖!

由緒ある敷地なので小さいとは言っても、けっこう広い。
っつーか正門がどこだかわからず、けっきょく一周しました。
ヨーロッパのこの時期なのでまだ明るいけど、もう18:00とかだけど、
まだ遊園地って開いているものなの?子どもの叫び声とか余裕で聞こえるけど…。
やっと見つけた門で入場料90DKK(1300円くらい)払う。

とりあえず広場が近いので行ってみると、そこはなんと!
子どものためのチボリ公園ならず、大人のチボリ公園と化している…!
どうやら今夜はデンマークチームのサッカーの重要な試合らしく、
広場では巨大スクリーンに思いっきり試合の様子が映し出され、
家族も子どもも大人もみーんなビール飲みながら観戦。
どうりで街の中心歩いてる時から、やたら国旗やら浮かれた人が
目についていたのは、この試合のせいだったんだ、と解釈。

私はサッカーまったく興味ないので、早々に乗り物コーナーへ。
ジェットコースターに乗りたい!
このチボリ公園、さすがにメルヘンの元祖なだけあって、
造りが「チャーリーのチョコレート工場」そのもの。
これが昔からあるものだなんて、ステキすぎる!
さて、子どもに紛れてコースターに乗るぞ、と思ったら
子どもたち、みんなバーコードのついたリストバンドみたいなのしてる。
あれ何?あれがないと乗り物乗れないっぽい…。

咄嗟に気づいてせっかく並んでいた列から脱し、また門の受付へ戻る。
「あのリストバンドの乗り物券はどこで買えるんですか?」と尋ねると、
ぜんぜん遠くの自動販売機で買うらしい。
さっそく案内された販売機の前で英語の説明書きを読むと、
乗り物券がめっちゃ高そう。199DKKって…2800円?
でも乗らないで後悔するよりはマシか。
この金はチボリに捧げるオマージュ、と思い込んで支払う。

私は生温いゆるやかな乗り物よりも絶叫系を好むタイプなので、
絶叫系のみ乗車なら効率の良さそうな1回券も考えましたが、
いちいち「う〜ん、コレは乗りたい、乗りたくない」を考えている暇も
18:00入場ではもったいないのでね。
ちなみに22:00閉館。長いな〜。

結果、試しに乗ってみた2つの生温い乗り物が、サイコーに素晴らしかった。
ひとつはデンマークのチボリならではの、グリム童話の世界が
一挙たのしめるグリム童話紹介乗りもの。
私たち御一行は、金などが入ってる昔のトランク?に入れさせられます。
ここのからくり人形たちのぶきっちょな動きが最高にかわいい。
周りはみんな若いカップルばかりでしたが、
そんな中アジア人ひとり写真バシバシ撮りながら微笑んでいるさまは、
不気味この上ないと思われます。

もうひとつは、これまたシートベルトなしの、3歳くらいの子連れでも
親と一緒に乗れちゃうような汽車式コースターだったのですが、
私もなぜ自らコレに乗ろう!と決心したのか未だ不明なのですが、
汽車で走るときの周りの景色が、もうチャーリーの世界そのものなのです!
すごいぞチボリ!中央広場でサッカーを応援するような気分で
「チボリ!チボリ!」とエールを心の中で叫んでいたほどです。

あとの絶叫系は、日本の富士急などと比べると哀しくてとても語れません。
とにかくチボリ公園は遊園地とゆうより、
メルヘン世界にどっぷり浸る、とゆう目的で入場するのがよいと身にしみました。

今回は写真いっぱい載せるよ!
1:若者が集まる旧市街の一角にて、行列のトルコピザ屋。激安なんです。
2:チボリ公園内広場のサッカー観戦。
3:同じく旧市街の若者ストリート。普段はこんなに国旗はない(と思う)
4:ふたつめの汽車式メルヘン乗りもの
5:最初のグリム童話ストーリー乗りもの
[PR]
by uncoblicco | 2012-07-01 07:49 | EU旅行

ケルン3日目〜サウナ〜

お茶効果テキメン!
確かミントが入っていたような味でした。
ようやくバリバリ本調子っぽいので、本日は自転車単独行動です。

まずは中心部のルドルフプラッツ周辺に行き、
不定期で行われている「オコマルクト」、オーガニックマーケットへ。
偶然見つけ、偶然やっていました。
ここに出店しているパン屋HausBollheimは、
じつは私のパン屋時代の同僚っつーか先輩が
ドイツでつい最近まで修行していたお店なのです。
ケルン近郊の村Zülpichの農場で作っているパンなので、
現地までのアクセスが悪く、直接は出向けなかったのですが、
せめてパンは食べたい!と思って、ここまで来たのです。

さわやかな笑顔のお店のお兄さんとお話しし、
英語が通じる幸せをかみしめました。
お兄さんオススメの、まさに欲していたライ麦たっぷりの
真っ黒ブロート(パン)を購入。ついでにクッキーも購入。
午前中からはやくも目標達成です。

その後中心街を徘徊し、とくに見るものも買うものも無いので
やはり私にはあの商店街が合っているのだなと思い、戻ることに。
その憩い商店街の一角に、けっこう大きな建物のサウナがあり
在住8年のクミさんが「いいよ〜」と言うので、挑戦することに。

じつは初日にも道に迷った時、中心街にあったトルコサウナに入ったのですが、
さすがにトルコ人が多いだけあって、現地トルコとほぼ同じシステムの
男子の日と女子の日が曜日ごとに分かれていました。
しかしココはかなり日本で言うスーパー銭湯のような
システマチックな感じなので、ちょっとワクワク。
料金も違うしね。一度O島家に戻り、タオルを借りていざ入場。

更衣室に入るなり「あれ女の人がいる。また受付の人私を女だと思ったんだ」
と、よくあることなので引き返して
「私は男なので、男用の更衣室は向こうですか?」と尋ねると
「いや、そっちであってますよ。あとで一緒になりますし」
と言うので、ちょっとよくわかんないけどまあいいか、と思い
とりあえず着替えてスッポンポンになり、タオルを腰に巻いて更衣室を出ると、
あれ〜一緒になるってこうゆうことか!
まさに老若男女みーんな一緒にスッポンポンです。

私は大学時代、ヌードデッサンなどもやっていたので、
わりとこういうことにはショックは受けないと思っていたのですが、
ドイツのおばさん達の裸体にはさすがにショックを隠せません。
タイヤのミシュランそのもの!あんなに人間、段がつくものなの?

さすがに若い女の子などは彼氏とカップルで来ており、
「オヤジがジロジロ見るようならオレに言え!」
的なオーラを出している(?)ので問題ないと思いますが、
それでも独りで来ている女の子も見かけました。
さすがにタオルで隠していましたが、一体どうなってんの?

さらにおかしいのがここのサウナ、
なぜかジャパニーズスタイルになっているのです。
へんな漢字の掛け軸や、用途不明の桶などがディスプレイされており、
それなのにまったく日本のソレとはかけ離れた雰囲気には
戸惑いを隠せません。
まあ気持ちよいからいいけどね。

それだけではありません。
一応露天風呂が存在し、建物の屋上に湯船が設置されているのですが、
そのロケーションにびっくり仰天!
周りはこの建物の屋上より高いアパートばかりなので、
ようするに周りの部屋からこのスッポンポンの情景がまる見えなのです。
絶対おかしいよ!でも利用客はまるで気にしている様子はナシ。

私は妙な日本式サウナには早々に飽き、
暗い造りのトルコサウナが気に入りました。
ミストサウナのほうが乾燥肌には良いしね。
2時間以上滞在すると超過料金とられてしまうので、
しきりに時計を気にしながらの入浴です。
時計が正確なのもフランスとはまったく違ってスバラシイ。

夜はクミさんがセッティングしてくれた、
ドイツ人といえばの定番、公園でバーベキューです!
もちろん焼くのはソーセージ。
O島夫妻も私もソーセージはもちろん好きですが、
そんなに肉食ではないので、ドイツスタイルには若干反して、
私セレクトで網焼きすると美味しそうな野菜、
アスパラ、きのこ、パプリカ、新ネギをスーパーREWEで購入。
なかなか集ったドイツ人にも好評でした。

バーベキューの後はドイツ人たちが大人の時間になってきたので
(マリファナタイムってことです)
私たち健全な日本人は退散。でも素敵なバーベキューでした。

4日目は午前中だけ、駅前のルートヴィヒ美術館で現代美術を鑑賞。
日本と同じく、コインロッカーが返金制なのを見てビックリ。
小さい美術館なのにやたら有名なポップアート作品が充実していて、
なかなかたのしめました。

ドイツは機会があればまた違う街へも訪れたいです。
ドイツ人の真面目さをもっとフランス人も学習すれば良いのに。
近いんだし。

写真はやっと観光地っぽい写真が撮れた!
ヨーロッパゴシック建築最大の、ケルン大聖堂。
a0054625_621048.jpg

[PR]
by uncoblicco | 2012-06-21 06:21 | EU旅行


世界中の自然の音や日常の音を録音して廻り、チェロの音と合わせた作品を作ってたのは過去の話。うんこ記録も終了。現在アフリカ目指してパリ在住。


by uncoblicco

プロフィールを見る
画像一覧

カテゴリ

パリの日々
音について
本日のうんこ
EU旅行
2005
2006
2007

ライフログ


Bitches Brew


津軽


日々ごはん〈1〉


テルミン演奏のすべて ~クララ・ロックモア&リディア・カヴィナ~


タッチ Original Song 1


麦ふみクーツェ


ベンゴ


既にそこにあるもの

フォロー中のブログ

映画ストラット
ツレツレクサ。 in L...

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

海外生活
旅行家・冒険家

画像一覧