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フランスの交通事情

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気がつけば前のブログから半年経過です。
やはり私には日記の継続は無理のようです。
そして、ついに在仏1年。

半年もあったので、もちろん身の回りの出来事も変わりまくりです。
パン屋も辞め、どうしようもない和食屋も辞め、
今はちょっとしたカフェレストランで料理を作っています。

新しい職場は、パリ3区に位置する北マレ地区で、
じつはあまりオシャレでないパリの、唯一本当にオシャレなカルティエです。
そこまで家から徒歩30分ほど。
まあ歩いても苦ではない距離なのですが、
渡仏してすぐ購入した中古の自転車が、いよいよ寿命で壊れ、
新しく100€ほどで新調した折りたたみ自転車も、3週間ほどであっさり盗まれ、
しばらくは地下鉄をくぐって無銭乗車していたのですが、
(私は過去2度捕まっているので、もう絶対に捕まりません)
お店の賄いを食べ過ぎて、だんだん太ってきたようなので、
ここ最近は健康を考え徒歩通勤です。

自転車に乗っていた時でも、外国の交通事情はずいぶん違うなあと思っていたのですが、
徒歩になり、さらにゆっくり景色が動く様子を眺めながら歩いていると、
なるほど、これは国民性がでているなあと感じることがよくあります。

たとえば、私の通勤コースは必ずルーブル美術館の敷地内を通るので、
朝こそ人はいないものの、帰りはそれはもう世界各国の観光客でごった返しています。
Palais Royal Musée du Louvreという駅から、信号を渡って門をくぐって
美術館に向かう人達が多いのですが、
フランスの信号は、明らかに人間の歩行速度のペースを無視しており、
よほど競歩並みの早歩きで渡りきらないことには、すぐさま信号は赤になってしまいます。

そしてこの時「あ、赤だ」と思って小走りしてしまう旅行者は、100%日本人だけなのです。
となると、フランス人含め他の旅行者はどういった反応かと言うと、
「あ、赤だ」と気づいても、走らない。
下手すりゃ赤に変わってから歩き出してしまう人もいるくらい、
「赤」のサインがまるで日本の「黄色」なのです。
そのくらい、信号が変わったごときで歩行者が走ることは、まずありません。

そんな時、運転手はどうゆう態度を取るか。
日本であれば80%の確率で「ピーッ」となり、
「あらあら、大丈夫?」と周りに思われそうなこの光景が、
この国では50%まで下がります。
運転手は、歩行者が渡りきるまでひたすら待つのです。
(そうそう、こうゆうことって、あるよねえ)みたいな感覚で。
たまり兼ねた後方のドライバーが「ピーッ」となっても、一向に無視です。

これを「歩行者を労る真摯な態度」と取るか、
「怠け者同士のゆるみ合い」と取るか、
私にはまだ判別つけ兼ねます。
ただ、私が今まで何十カ国も旅行してきて、思うことは常に
”日本の習慣や常識はつくづく世界に適応できない”なので、
「外国ってへんなことが多すぎ」よりも「日本だけが異常」と解釈する方が、
世界視野で見ると、一般的な概念なのだと思います。

写真は、夏に旅行した北イタリアのアルプスの羊たち。
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by uncoblicco | 2011-11-20 04:00 | パリの日々


世界中の自然の音や日常の音を録音して廻り、チェロの音と合わせた作品を作ってたのは過去の話。うんこ記録も終了。現在アフリカ目指してパリ在住。


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