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鉄輪温泉/小鹿田

台風をまたもやうまくすり抜けて九州本土へ帰還しました。
駅前のゲストハウスにチェックイン。

鹿児島でのミッションは、種子島包丁を購入すること。
しかし種子島の物産店へ行っても、商店街の金物屋へ行っても置いてません。
料理人や関係者の間では、京都の「有次」くらい有名なのですが、
地元の人に聞いても誰ひとり知りませんでした。
てっきりなんでも手に入る東京の気持ちでいたのがまずかった。
その土地に行けば簡単に見つかると思っていた自分がバカでした。
後日ふつうにインターネットで注文し、無事実家で受け取りましたが。

温泉という名の銭湯に入りました。
なんでも鹿児島に銭湯は存在しないそうで、銭湯タイプのものもほぼ源泉だそうです。
番台のおばちゃんに「今日が最後の鹿児島なんですけど、記念に何食べるべきですかね?」
と尋ねると、「そうねえ、黒豚とか、鶏の刺身とか…」と言うので
やはり腹をくくって、しゃぶしゃぶを食べることにしました。
地鶏は熊本でも食べられるし。
最後まで「魚食べたい」と言っていた彼ですが、
さすがにしゃぶしゃぶスタイルを目の前にすると、わくわくな様子。
何たって、私ですら外食でしゃぶしゃぶ、しかも黒豚なんて人生初ですから。
「今夜は多少値はるけど大丈夫?」と念のため聞いてみると、
「それでもパリの食事に比べたら格段に安いよ」の返答。まったく同感です。

焼酎のメニューの数にびっくり。まるで図鑑です。さすが鹿児島。
まったくわけわかんないので、接客のお姉さんにすべて決めてもらいました。
やっぱり自分の知らない分野の通訳は、つくづく辛い。
挽きたてのすりごまにぽん酢、野菜ダシにゆず胡椒の2種のたれで食べるしゃぶしゃぶは
こんなに格調高いものか!と唸るほど美味しかったです。
これこれ、ちゃんと値段に見合った料理を提供してくれるのが日本のすごいところ。
最後の残り汁で食べるラーメンもまた素晴らしい美味しさで、
私の料理の神髄でもある「ダシは母なり」を存分に堪能できる食事でした。
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さて翌日はついに青春18きっぷで移動です。
なんせ8時間の鈍行北上列車ですから、目的地の別府に着いた頃には
彼はもう枯れ葉のようになっていました。
私は72時間列車を経験したことがあるのでへっちゃらでしたが。
むしろ8時間の車窓風景をたのしむのに忙しかったくらいです。
霧島で大量のおじいさんおばあさんが降り、
台風でダイヤが乱れた影響もあって宮崎県をゆ〜っくり縦断し、
大分県では海岸沿いを走りと、計5回も乗り換え。
とくに宮崎と大分の県境の秘境は印象的でした。
こんな漫画みたいに森を突き抜ける列車が日本に存在するとは!
一生の思い出です。

別府からまたバスに乗り、鉄輪温泉へ。
バスのアナウンスが英語と韓国語でも流れるあたり、さすがの観光地ですね。
ここに今回の旅行で私がいちばん宿泊したかった宿があるのです。
「陽光荘」という大正期からある湯治場で、
なんと温泉街に湧き出る天然蒸気を利用した、蒸し竃があるのです。
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この共同竃で自炊しながら温泉地を旅行できるなんて、夢みたいです。
きのこ、白菜、豆腐、玉子、オクラ、とうもろこしなどいろいろ蒸しました。
翌日は疲れてるので、老人のようにひたすら温泉街を散歩。
どこからでももくもく立つ煙と、しなびた雰囲気がとてもよい。
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本気の純喫茶でクリームソーダも頼みました。
床屋みたいな品揃えの漫画などもあって、日本に来てる感でいっぱい。
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午後は、パリ在住の山口出身の友達も同じ時期に帰省していて、
私のスケジュールに合わせてわざわざ大分まで会いにきてくれました。
みんなで良い感じの食堂へ。なぜか冷麺を頼んでしまいました。
昨夜食べた、大分名物3点セットも美味しかった。
たしか「だんご汁」「りゅうきゅう」「とり天」でした。
謎のりゅうきゅうは、ヅケまぐろみたいな感じで雑魚をあまみ醤油でマリネしたもの。
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夜は八百屋の終了間際で半額になっていた「海鮮地獄蒸しセット」を蒸したのと、
ごはんも炊いて薬味味噌で食べました。
残りの殻でダシをとって、しゃぶしゃぶを思い出してちゃんぽん麺も作りました。
なんたる老人のような旅。いっそのこと演芸も見ればよかった。
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夜、ちょっとした事件が。
明日小鹿田のやきものの里へ行くためのレンタカーを予約しようと電話したのですが、
運転するのは私ではなく、国際免許証を持ってるフランス人ですと答えたところ、
「フランス国籍の方はジュネーブ条約に加盟しているので、国際免許証ではなく、
 自国の免許証、JAFが発行する免許証の翻訳書、パスポートが必要です。」
と言われてしまい、「え、じゃあ借りられないってことですか?」と尋ねると、無言。
そんなジュネーブ条約の誰かが日本のレンタカー会社までわざわざ調べにくることは
絶対ねえよ!とフランスにいる感覚でもう思ってしまうのですが、
こういうくだらないきまりも守ってしまうのが日本ですもんね。
とにかく大手レンタカー会社では借りることができなく、屋久島で借りたような
別府駅前の個人経営っぽいところで無事借りることができました。

そのレンタカーですが、なんでもNISSANの新しく出たばかりの軽自動車だったのですが、
じつは私の彼は、RENAUTというNISSANと提携(?)してる
フランス車メーカーのエンジニアなので、この新車はもちろんフランスではまだ見ていません。
いきなり前のボンネットを開けだし、エンジン構造確認。「燃費いいね。」と一言。
前のボンネット開ける人はじめて見ました。職業がうかがえておもしろかったです。

レンタカーの人にカーナビ音声を英語にしてもらい、出発。
大分の人気を別府と二分している町、日田へ行きます。
通り道なのでついでに湯布院へも行きます。
湯布院から別府までの「もはや阿蘇高原?」みたいな広野も印象的でした。
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まずは日田へ行き、やきものの里小鹿田の情報収集。
なんせ慣れてないので私がカーナビの使い方がよくわからず、
住所でしか目的地が入力できないので、住所がわからないとお手上げなのです。
日田の旧市街(とは言わないか)には小鹿田のやきものを扱っているところもあり、
さっそくそこの主に行き方を尋ねます。
日田自体も素敵な町そうだったけど、ドライブ時間が長くなると彼の機嫌が悪くなるので、
寄り道はぜずにできるだけ目的地のみをピンポイントに。

ほんとうにココに来てよかった。
なんとまあ素晴らしい里があるもんだ九州。
こんな場所でなら修行できるかも、と思わせるくらいの場所。
もちろんやきものも素敵ですが。
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小鹿田のどんぶりを使ったお蕎麦屋さんで蕎麦を食べてゆっくりしたら、
湯布院へ向けて帰ります。
思った以上に観光地だったのに驚きましたが、
いったい湯布院に温泉以外の何があるかもまったく知らないまま訪れてしまったので、
とりあえず人に聞くために選んだのが、なぜか骨董品屋。
しかしその店主のおばさんからなかなか的確なアドバイスを頂戴し、
地元の人がよく入る温泉を教えてもらいました。
「下ん湯」というヘンな名前のこの温泉。
さっそく行ってみると、まるで屋久島の再来かのように、200円を貯金箱に入れて
好きなように入ってください的な露天風呂。
周りは観光客でいっぱいだけど、もう私はふっきれているので入りますよ。
公然と堂々と昼間から入るお風呂って、なんて気持ちいいんだろう。
ちなみに湯布院の写真は、なぜかこのヘルメット干してる写真しかないです。
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私は大分が今回いちばん印象に残った旅行です。
九州の中でもさすがに知名度があるだけのことはある。
次回はいよいよ中盤戦の熊本です。
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by uncoblicco | 2013-10-25 01:37 | EU旅行

屋久島ー後編ー

大変です。
屋久島を訪れた者の最大のイベントである、縄文杉と白谷雲水峡、
どちらも網羅したにもかかわらず、肝心の写真が、今見直すとものすごいピント。
ド近眼の人が撮ったようにしか見えないものばかり。哀しい限りです。
前から私の一眼レフの調子がおかしく、
便利この上ないオート機能が一切使えなくなってしまったので
ここ数年はマニュアルモードでかなりプロっぽくピントも合わせられるようになっていたのですが、
ついに本格的にレンズが壊れたようです。
見えてるピントとぜんぜん違って撮れてしまうので、
もう勘でしかピントを合わせられないのです。
まあこの旅行で新たにカメラ購入したので、
熊本以降からは最新オート機能でビシっと撮れているのですが、
せっかくの大自然をピンぼけ写真でご了承ください。
それでも選りすぐりのまあまあ見られる写真をピックアップしたつもりです。

屋久島3日目。
朝4時起き、4時半のバスに乗って縄文杉へ行きます。
なんと彼は、この屋久島が人生初のトレッキング。
なので「大変?疲れる?」など聞いてきてとっても気弱な様子。
なんせ往復8時間ですから、時間だけでもなかなかの疲労は予測できます。
私としても久しぶりの山なので、少し体力が心配なくらいです。
「この縄文杉のコースは行かなきゃ今回の旅の意味無いよ。遂にもののけに会えるよ。」
と、気の乗らない彼のやる気をなんとか出させて臨みます。

この早朝バスでしか日帰りで縄文杉を堪能できないってのが屋久島のすごいところ。
バスの他の乗組員も、眠い顔ながらに若干気合い入ってる様子。
私たち含め、外国人率ははやくも高いです。
9月に入ったばかりのシーズンオフでこの人なので、
夏場はさらに大変だったと思われます。

その行きのバスで、ひとりで来ていたノルウェー人の青年が
最後お金支払う時に「小銭ないです…カードで払えますか?」と
ナメたことを言っているので、見ていられなく、私が代わりに払いました。
4時半のバスのあとは6時発の登山口行きバスに乗り換えます。
ここでも私が親のように料金肩代わり。
まあ私もいろんな海外でこういう親切されてきているので、お返しです。

ノルウェーくんは22歳の建築科の学生で、日本語話せないけど日本大好き。
映画もののけ姫はまだ見たことないそうですが、まったくガイドに頼らず
こんな屋久島まで来られたのはすごいことです。
外人ってそんな人ばかりなのでもう驚かないけど。
最新映画「風立ちぬ」もすでに見たそうで、
「ぜんぜん話わかんなかったけど、映像はすごいキレイだった」
と美大生っぽい発言。私だってまだ見てないのにー。

彼と私とノルウェーくんで、縄文杉までのトロッコ道を歩くことになりました。
久々の英語も意外とすらすら話せるのは、ついこの間までアヌシーで
テキサスの女の子と話したりしたからかしら?
歩いてると、夜が明けます。
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朝方に川沿いを歩くなんて、久々のトレッキングに私の胸は踊ります。
強いて言えば、彼とノルウェーくんの歩くペースがやたら速いので、
「私そんなにはやく歩けないよー」と嘆いたりしたほど。
縄文杉に辿り着くまでも、いろいろな前座の杉があり、たのしめます。
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気づけば私たちは早々に出発していた日本人チームを次々に追い越し、
ほぼ先頭で歩いていることに気づきました。この速さは一体…。
これ以上のペースは私の足が壊れそう。
彼に「疲れない?大丈夫?」と尋ねたところ「ぜんぜん平気。もっと速くてもいい」
と、初トレッキングで彼は見事才能を覚醒してしまったようです。

長かった平坦なトロッコ道が終わり、いよいよ崖伝いに歩くやや難関コースです。
私はのぼりのほうが得意。しかし上りが辛いというよりは、
濡れた岩場で足を滑らすのに注意するため、筋肉が緊張したような感じになるのが
大変に思われます。
そんな高速ペースで、いよいよ御大に到着したのは10時。
大きさよりは、森の深淵に佇む崇高さってところでしょうか。
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記念撮影もさながら、いよいよ雨が降ってきたので、お昼ごはんです。
周りの人は前日に予約した弁当を食べているのが定番のようですが、
私は前日に自分でおにぎり作りましたよ。じゃことしそ昆布味。
もちろんノルウェーくんにもあげて、本当にありがとうと感謝されました。
おにぎりを食すのは2度目だそうで、彼のお兄さんの彼女がアメリカと日本のハーフだそうで、
その彼女に一度作ってもらったことがあるそう。

さて下山です。
道を譲ってもらったり、折り返しコースで登山特有の挨拶
「すいませーん」「こんにちわー」「ありがとうございまーす」
みたいのが何度もあるため、彼もノルウェーくんも、この3つのフレーズは
アクセント含め完璧にマスターしてしまいました。

途中の白谷雲水峡への分岐点で、ノルウェーくんは敢えてハードなコースを行き
そのまま歩いて宿まで帰る(お金無いから)と言い張るので、
そこまで言うなら、とついに彼とお別れ。グッドラックしか言えませんでした。
彼も体力的にはぜんぜん行けそうな感じでしたが、わたしのほうが疲れたので
白谷雲水峡は明日行くことに。もう若くないしね。体力温存。
日本人ぽく、山登りのあとは温泉ってことで、バスを途中下車して
宿からいちばん近い温泉へ。
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このしなびた感がたまりません。
めちゃくちゃ小さい湯船でしたが、湯質がものすごい良い!!!
彼も私もぬるめ派なので、ここが私は屋久島一お気に入りでした。

宿に戻る直前、いつも夕方頃に井戸端会議をしているであろうおばさん団体が
「あらーもう縄文杉から戻ってきたの?早いわねえ若い人は」と声かけられる。
なんで縄文杉とわかったのかは謎ですが、山登りっぽい格好などしていないのに。
「天気がよかったので気持ちよかったです」と無難に答えました。
彼は「アリガトゴザイマース」とまだ山登り気分で答えていました。
それにしても、今回縄文杉に登ってびっくりしたことがあります。
山登りを目指すみなさんの格好。いでたちです。
はりきりすぎやしませんか?山雑誌から抜け出してきたような完全装備。
私も彼もノルウェー人も、カッパ以外は至って普段着でしたが、
日帰り登山であんな装備ははっきり言って大袈裟です。
あの装備だと長野の5日間連泊連峰登山くらいですよ。

さて、翌日は遅めに起きて11時くらいに白谷雲水峡到着。
また掘建小屋レンタカーで車借りました。
昨日よりは時間もかからないコースなので油断していましたが、
普通にここも登山です。しかし、昨日より格段に絶景です。
ピントが合ってないのが口惜しい。
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何を隠そう私も大のもののけ姫ファンなので、この絶景は涙モノです。
ここはさすがに彼も感動していたようで、写真撮りまくりでした。
私は昨日の疲れからか足が若干痛むので、無理せずゆっくり歩きました。
この雲水峡のメインは太鼓岩という岩らしいので、そこ目指して登ります。
私たちは11時というかなり遅い時間に出発したにもかかわらず、
気づけばすべての客を追い越し、またしてもトップバッターに立とうとしている
恐るべしハイペース。やっぱり白人の体力ってものすごいんですね。全然違う。

で、太鼓岩到着。
ここは、あの山犬モロがアシタカに「黙れ小僧!」って言うところではありませんか!
とは言っても岩が映ってないので、この風景からじゃわかりませんね。
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すごい眺めいいよ!と彼を崖ギリギリまで誘いますが、
彼はそういう場所は怖いため、絶対近寄ってきません。
同じようなオーストラリア人と日本人カップルが岩の上にいて、
オーストラリアの旦那さんは穏やかそうに休んでいるけれど、
明らかに絶壁に近づかないようにしているのがわかりました。

下山は霧が出てきて、よりもののけ姫っぽい。
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お腹が空いたので車で島内を彷徨います。
お目当てのお店もお休みで、開いていたところにテキトーに入りました。
私はみそかつ丼なるものを注文。あえて日本在住時に食べなかったものを食べたい。
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そのうちものすごいスコールみたいな雨もザザーっと降って、
運転中だったので怖かったけど、ここが南国であることを感じました。
後で聞いた話だと、屋久島はとにかく雨が多い島だそうで、そう考えると
私たちが居た4日間はかなり天気に恵まれたのだと思います。

最後レンタカーを返す時に、彼が信号が赤になったにもかかわらず右折したので、
私が「うわ!」みたいなフランス語を発すると、めちゃめちゃ怒り出し、
ケンカになりました。お互い疲れてたし、ついに勃発という感じです。
この日に限らず、今思うと運転中はなにかとぴりぴりしやすかったです。
私も知らない道をカーナビと照らし合わせてナビしているので
「あれ〜このへんで曲がるはずなんだけど〜、ってここだわ今ココ右!」
みたいなことがよく起こりました。大変ですね。

屋久島フェリーへ乗る帰り道、彼が道端に落ちてるマスコット人形を見つけ、
それを旅行中ずっとリュックに付けていたのが、なんだかおもしろかったです。
これがヘンなキャラだったらすぐ止めさせたけど、ノンタンだったから許す。
今ならキャラものを素直にかわいいと思える自分がいるのです。

次は移動して大分県。
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by uncoblicco | 2013-10-21 02:26 | EU旅行

屋久島ー前編ー

3年ぶりの日本です。
正確に言うと、お金がなくて帰れなかったというのが本音でもありますが。
それなのに実家に帰るわけでもなく、3週間も未開の地、九州旅です。
しかしながら、外国に住んでいながら日本の知らない町を旅するというのは
なんとも不思議な感じがしておもしろそうだと前から思っていたのです。
実際やってみて、想像以上に違和感の連続で、日本と外国と区切る境目のグレーゾーンが
私の中でかなりあやふやになりました。
言葉や風習もしかり、私の3年間の日本無知の溝もあったと思いますが、
「え、こんなんだっけ?」みたいなことが幾度となくあったので、
ある意味外国を旅行するのとさほど変わらない体験でした。

そして今回の旅行の最大にして最難関だったのが、フランス人連れ。
ついに恋人を連れての2人旅のはじまりです。
相方のテンションの変化や、日本のこんなところに注目するんだ!みたいな
外人ならではの視点は、同行していてかなり興味深かったです。
興味深すぎて、私まで外国人になったかのような感覚で旅行したほどです。
実際まったく日本人に見られなかったしね。

さて、福岡空港にはけっこう夜に着いたので、夜ごはんが食べられるか心配でしたが、
福岡の都会度は知らないけど、さすがに夜中までやってる食事屋さんは
探せばどこかにはあるだろうと相方に説明し、入国審査。
地方空港ということもあってか、成田では私はパスポートのスタンプの数の異常さから
常に止められ、捜査犬まで出てくるのですが、3年ぶりでもそんなことはありませんでした。
しかし、相方が捕まってしまいました。
用心深い性格のため、いろいろな薬をかなりの量所持していたからです。
おもしろくて私は笑ってしまいましたが、けっこう時間がかかってしまい、
空港から市内までわずか2駅で行ける素晴らしい立地の福岡にもかかわらず、
宿に着いたのは23時。

祇園地区の大正時代からある建物という素晴らしい旅館に泊まったのですが、
「門限と公衆浴場は0時までです。」と日本っぽい決まりを告げられ、
急いでお風呂に入りました。
相方は部屋ももちろんですが、備え付けの浴衣がたいそう気に入ったようです。
ピンぼけしてますが、部屋の中庭の写真だけかろうじて撮ってました。
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もう夜遅いので、仕方なくごはん屋さんは諦め、近くのコンビニで済ませることに。
初日からコンビニか〜と少々がっくりでしたが、実際ファミマに入ってみて
私もですが、相方の瞳孔もガンガンに開きまくりました!
こんなにコンビニが新鮮に見えるなんて!
陳列の美しいこと!なんかよくわかんないけど買いたいものばっかり!
けっきょくおにぎり(もちろん明太子)、ごぼうサラダ、豆乳、あと朝ごはん用の
クリームパン、フルーツゼリー、トッポなどのおやつ類を買ったのですが、
相方のはしゃぎようはすごかったです。
彼は缶コーヒーに着目し「この種類の違いは何?」と聞いてくるのです。
私も日本で缶コーヒーなんて飲んだこと無いので、かなりプレッシャーな質問でしたが
必死で日本語を解読し、なんかちょっと砂糖入ってるとか、後味すっきり(キレの説明)
とか、濃く焙煎してるとかあるみたいよ、などテキトーに説明。

そしてそして、そのおにぎりの美味しいこと!!!
今までコンビニのおにぎりの丸いほう(海苔がぱりぱりじゃないほう)
は、なんか美味しくなさそうな気がして避けていたのですが、
今回は明太子味が丸しか無かったので買ってみたのですが、
この丸のほうの手作り感が、ものすごくレベル高い!
つーかお米がぜんっぜん違う!パリで私はどんなお米を食べていたのだろうか?
こんな美味しいものが100円ちょっとで入手できるなんて…。
まさか私も、コンビニでここまで感動するとは思いもしなかったので、
これからの日本旅行が少し心配になったほどです。

翌日は午前中に青春18きっぷ購入や日本の銀行の貯金引き出しなど諸手続きを済ませ、
午後からいっきに鹿児島まで高速バスで行き、そのまま夕方の船に乗り、屋久島です。
途中熊本のドライブインでトイレ休憩があったのですが、
私がトイレに行ってる隙に、相方がなんか屋台で買い物してる…!
「からし蓮根」と書かれた揚げもの。初耳です。
相方は「ちょっとマスタード多すぎない?」と言っていましたが、
たぶんこれはこういう食べものなのだろう、と私は察しました。
ちなみに蓮根はフランスには無いので、蓮根の説明もなかなか苦労しました。
私的には、トピナンブールというキクイモに味が似ていると思っているので、
そんな説明しました。

鹿児島なんて地方都市でも都心はけっこう都会でびっくりしました。
ちなみに福岡天神の高速バス乗り場もすごかった!
全国どこでも網羅できるんですねえ。アメリカのグレイハウンドを思い出す。
中央駅から船乗り場までは、近いようでけっこう遠く、
タクシーまで使うハメになりました。こんな貨物船です。
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日本に着いて早々、九州大陸を離れ、島です。
しかし島に着けば海がある、という2人の思いを胸に、船は進みます。
8月は仕事づくめでまったく夏気分を味わえなかったので、せめてキレイな海が見たい。
ちなみにこの時点で台風が来ている情報なんてまったく知りませんでしたが、
まあ運がよかったとしか言いようが無いです。

屋久島には午前中に着き、まだチェックインできないので、
荷物だけ置いて、さっそくバスでビーチへ。
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が、残念なことにすでに海開きは終了〜。
台風が来ていることもあいまって、ここでは泳げないみたい。
"海の家でかき氷"がミッションだった私の願いは早くも終わりました。
気持ちを切り替えて、周囲を観光。
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さっそくヤクザルやヤクシカにも会えて感動しました。
明日は雨らしいので、大人しくレンタカーを借りて島内観光することにして、
とりあえず宿に戻って一息。
宿の周りの光景も、日本の田舎に来た感存分で素晴らしい。
今見ても涙出そうです。
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近くの農協で買い物をして、この宿では毎晩ごはんを作ることを決意。
なんたって鹿児島のご当地食材をありったけ使えるのですから。
お米、魚、しょうゆ、乾物などはりきって買いました。
ここでも相方がビールコーナーで興奮。
「こんなに種類あるけど、どう違うの?」と。
私もビールなんて飲まないので説明に苦しむし、
私が住んでた頃にも無かった新しいビールが続々出ていて
わけわかんないので、缶に書かれている情報のみを頼りに通訳。
彼は英語で書かれた「clear」が気になったようで(唯一読めるから)、
「何がクリアなの?」と突っ込んでくるので、黄色いのと青いのの2つを比較し
「泡がすごいクリームなのと、もういっこは…よくわかんないけどとにかくさわやか!」
みたいな説明をしたような気がします。

翌日は近所の掘建小屋が事務所になっている、いかにも安そうなレンタカー会社で
車を借りて、島ドライブ。
昨日のビーチよりもキレイというウミガメの産卵が見られるビーチへ。
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キレイはキレイなんだけど、風が強い…。
しかし掘建小屋レンタカーのおじさんたちはさすがに地元民。
「あー今雲が西から東に動いてるから、雨は中央の山に当たって東側に降るから、
 西廻りで行ったほうがいいよ。雲の流れよく見てね。」と
ものすごいカッコイイアドバイス。さすがだわー。
そのおじさんの助言通り、雲は危ういけど雨には当たらない状況下、
屋久島きってのドライブポイントへ。
こんな感じです。
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ここ、1時間は居られるなー。
対向車が来ても、一向によけようとしない根性座った猿&鹿たち。
ここの道が大自然でとっても素敵な車窓なのですが、
やたら獣道+道幅が狭く、対向車が来るたびに
最高の運転テクを駆使しなければならないのです。
こういう時、運転が得意な人との旅行はラクチンだなーと思いました。
ありがたや。

ちょうど島を半周したポイントが、海中温泉という
干潮の時の2時間だけ温泉が現れるという露天風呂で、
「干潮がいつかわからないけど、一応行ってみる?」と
軽い気持ちで車を降りて見てみたのですが、ちょうどまさに
温泉に入ってる人が2、3人居たので「どうする?」と立ち往生していると、
側から外国人の若者男女たちがドヤドヤと入ってきて、
すぐさまその場でスッポンポンになって温泉に飛び込んでいくので、
「じゃあうちらも入ろるか?」ってことになり、便乗しました。
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彼らも私たちの入浴シーンをバチバチ写真に撮っていたので、おあいこです。
他には日本人のおじさん、フランス人おばさん2名、とこのスイス人若者5名と
私たち、というほぼ外国人が占める海中温泉。まあ日本人は躊躇するわな。

スイス人のひとりが私の刺青を見て
「日本では刺青が入ってると温泉に入れないって聞いたけど」
と尋ねてくるので「私ヤクザじゃないし、大丈夫だよ〜」と
日本人代表として軽〜く答えてしまいました。
スイス人の女の子のひとりが、タンポン付けて入浴しているのを発見してしまい、
思いっきりヒモが出ていました。もう、なんでもいいんですね、若いって。外人って。
意外と湯質もよく、やっぱり屋外の入浴は格別です。

お昼はついに、念願のお寿司!
うまい〜!
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夜ごはんは彼の要望に応え、キムチ奴、海藻サラダ(あまみ醤油ドレッシング)、
きんぴらごぼう(フランス語で「salsifis」サルシフィという言葉がなかなかでてこなかった)
メインは忘れたけどたぶん焼き鯖の炊き込みごはん。
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後編へつづきます。
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by uncoblicco | 2013-10-18 07:06 | EU旅行

コペンハーゲンのつづき

2年越しにデンマーク旅行の続きです。

コペンハーゲンの出勤風景。
オランダ並みに自転車王国。スピードも違います。
朝早くから美術館へ行ってみたら、どこも10時オープンでした。
なので近くのカフェでお茶。やっぱりデニッシュ!
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期待してなかった国立美術館がものすごい素敵でびっくり!
お目当てのハンマースホイ(デンマーク出身の画家。暗い絵)の作品は
すべてミュンヘンに行っちゃってるってことで残念だったにもかかわらず、
コレクションの新鮮さと質の高さ、
しかもほとんどがデンマークのアーティストだったことにびっくり!
埋もれてる作家って、いっぱいいるんですね。
触発されて、私も昔を思い出して、デッサンコーナーでちょっと描いてみました。
移動してデザイン博物館では「ここ、一日中居られる!」ってくらい素敵なものばかり。
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コペンハーゲン随一のおもしろスポット、クリスチャイナへ。
ここはデンマーク政府がヒッピーの人たちのために自由開放している特別区で、
なんでもありのチボリ公園とは違う意味で、(マリファナ)楽園。
大きめの公園くらいの大きさの敷地に、人が吸い込まれていくように入っていく。
これも健全に見えるデンマークの、もうひとつの顔と思うと感慨深い。
ちなみに私はここで不思議なサウナにも入りました。
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コペンハーゲンの街は強烈に住みたい!と思うほど素敵です。
こんなに物価高くなければなあ。
泥色の壁の家屋、オシャレパン屋、スーパーまで激オシャレ。
お気に入りのIrmaでもっといっぱい買いたかった。
泊めさせてもらったビヨルンくんも、もちろんマンガオタク。
おばあちゃんに特別作らせた浴衣を着て、日本旅行の時の宝物を見せてくれました。
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最終日は少し遠出して、有名なルイジアナ美術館へ。
市内の国立美術館とデザイン博物館ですでに素晴らしかったので、期待高まります。
駅の自転車置き場は芸術の域。
おじさんとたぶん北欧版カラスと一緒に電車待ち。
行きすがらの郊外ならではの邸宅も素敵。
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ルイジアナ美術館はなにがすごいって、立地!
もちろん作品もショボくなりがちなグッズ売り場まで素晴らしかったけど、
これはもう美術館の域を越えてます。
レストランも含め、もはや超ラグジュアリーホテルみたいな感じ。
贅沢で素晴らしい!こんな立地で暮らしたい!
作品見なくてもじゅうぶん楽しめる!
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by uncoblicco | 2013-10-01 07:36 | EU旅行

モンブラン

早起きして電車でシャモニーという町へ。
車だと1時間半で着くところを、電車だと乗り換え含め3時間かかるのです。
昨日のアヌシーの人ごみを見て、シャモニーも混んでるかも…と少し警戒しましたが、
実際ヴァカンスは昨日が最終ピークだったようで、
シャモニー行きの1両列車も空席ちらほらの、至ってのんびりできそうな感じ。

着いたらまず、寒い!
私の希望にあっさり答えてくれたようで、思いっきり快晴にもかかわらず、
気温は完全に北海道の冬です。
この日のためにしっかり冬支度してきましたよ。

まずは50€払って、シャモニー近辺の乗り物リフト一日券を購入。
シャモニーはモンブラン含め山岳群からなり、
それぞれ電車で横の移動をしたり、ゴンドラリフトで縦の移動したりできる、
まったく山登り的な運動せずに山岳鑑賞ができる、非常にラクな環境だったのです。
直前までまったく知りませんでしたが。

そしてもちろん最初にメインのモンブラン行きのゴンドラに並びます。
いつ晴れ間が消えるかわからないのでね。
しかしこのゴンドラがすごい。5分ほどでいっきに標高3000m級まで上がるのです。
高さもさることながら、スピードも高速で、ジェットコースター好きの私はたのしめますが、
老夫婦なんかかなり足に力入るんじゃないでしょうか。
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ゴンドラからの写真。山の角度が限りなく90℃に近い。
フィリップが教えてくれた予備知識ですが、モンブランはまるでとんがりコーンのように
急に高くなっている山なのです。
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頂上到着。標高4810m。寒い!
写真を撮りながら「手袋忘れた」と気づいたけどもう遅い。
かじかむ手でシャッター切ります。周りみるとそんな日本人ばかり。
そう、このシャモニー、やたら日本人観光客が多いのです。
看板表記もフランス語、英語、日本語ですから。
いやーこれはしかし、晴れてよかった!絶景かな。
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脇ではアルピニストさん達が出発しようとしています。
オーストラリアの若者なんて、絶対10代じゃね?って感じの子たちも。
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さてさて、メインを見終わった後は次のステージへ。
下りゴンドラもなかなかのスリルでしたが、一日券なのでさっさと見なくてはね。
こういうせっかちな旅行はつくづく日本人ぽいと思います。
ここシャモニーの見どことはたくさんあるのですが、
中でも有名なのはこのモンブランと、次のステージのMer de Glaceという氷河です。
これも直前まで知りませんでしたが。

かなりの崖の脇を走る登山列車に乗って、氷河ポイントまで。
ここもすごいよー。こんな軽く電車に乗って、チベット級の谷が見られるとは!
この立地もだけど、交通機関が素晴らしいわ。
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こんなゴンドラで下に下がることもできるけど、私は山登り精神が沸き上がり、徒歩で。
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実際の氷河の中は、へんなライトが照らされててセンス無かったので、入口だけ。
でもここも本当に素晴らしい。高い金(交通費が高い)払って来た甲斐あります。
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さて、見どころ次のステージは、世界一(?確か)高いところまで行く登山列車。
アヌシーから乗り換えたSaint-Gervais-les-Bainsという駅まで戻ります。
この登山列車も含めて一日で廻り切るのはかなりギリギリなスケジュールだったので、
登山列車の最終発車時刻に下手すると間に合わないような焦燥感。

幸運にも電車は遅れず到着したので、駅の向かいが出発口の登山列車に乗り換えます。
すでに観光客が並んでいましたが、出発まであと10分ほどあったので、
朝から何も食べてない私の空腹を満たすため、近くのサンドイッチスタンドへ。
パニーニなんて頼んでしまったので、焼くのに若干時間かかりましたが、
それでもまだ10分以内〜と思って戻ってみると、怖っ!!!なんと!すでに出発!!!

なんで?なんで?窓口のお姉さんに聞いてみると、
なんと昨日で時刻表が変わって、今日から5分出発が繰り上げになったらしい。
え〜!私ちゃんと今さっき発車口の時刻表確認したのに!と問いつめたら、
そこの時刻表はまだ変更してなかった、とのこと。
もちろん最終列車だったので、後はなし。
お姉さんも、パニーニも、自分も恨むまい。
運が無かった、と諦めが早くなったのも、フランス在住3年で学んだことです。

なーんにもないこのSaint-Gervais-les-Bainsという町で
草むらでぼーっとしながら次の列車(2時間後)が来るのを待ち、アヌシーへ帰宅。
最後の夜は、フィリップの友達のアメリカテキサス出身の女の子も加わり、
アヌシーのメインストリートにあるバーへ。
総勢10名ほどでフランス語英語交えていろいろ話す。
この日の会話で、かなり英語とフランス語がこんがらがることなく話せるようになってきた、
と自負できるようになりました。
それでもやっぱり最近は英会話にむしろ集中力が必要。

テキサスの女の子が、テキサス州の地理の形の刺青を足首に入れていて、
ものすごくかわいいと思いました。
私も前から北海道の地理は絶対素敵な形してると思っていたので、
次回はいれてみようかな。

明日はもう日本です。
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by uncoblicco | 2013-10-01 06:14 | EU旅行

アヌシー

突然ですが、堂々と2年ぶりにブログを更新します。
今までfacebookで主に旅日記を書いてきましたが、
今夏の日本旅行からはiPod Touchという文明ツールでタイムリーに旅写真をアップできたので、
それとは別の、もっと解像度の高いデジカメで撮った、落ち着いた写真を掲載したいと思います。
SNSサイトの普及により廃れつつあるブログを、まだ活用したいという思いもなんとなくあります。

3年ぶりの日本帰省の前に少しだけ暇があったので、
それこそフランスに住む前の3年前に旅行しようとして
TGV(フランス国鉄)がgrève(ストライキ)のため断念した町、
美しい湖のあるアヌシーへ行ってみました。

この町を知ったきっかけは、高山なおみの著書「フランス日記」で
本人が訪れていた、フランスのザ田舎が容易に想像できそうだったからです。
山奥好きですし。

思いっきり観光シーズンに行ったので、こんな小さな町に人だらけ。
でもまあそんな雰囲気も楽しめてよかったです。前日まで働きづくめだったので。
着いた日は日曜だったので、思いっきりマルシェの洗礼。うれしい限りです。
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まさにモミの木。ハイジ気分になれます。
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お昼ごはんはせっかくなので、この地方のオーベルニュ料理を食べようと思ったけど、
けっきょく店の雰囲気と安さに負けて、テキトーなお店へ。
しかしココが大当たり。なんてことないフランスのベーシックなメニューだけど、
ぜんぜん繊細で美味しい。パリの値段と比べると破格なのも素晴らしい。
後で聞くと、地元では有名なお店だったらしい。

この地方は豚肉とチーズなので、豚と、キノコのガレット(黒いの)と、
黄色いのはポレンタ(とうもろこし粉ピュレ)です。
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お隣のイタリア老夫婦団体は、昼間っから思いっきりチーズフォンデュでした。
でもこの店の雰囲気とこの人たちがものすごく合ってる。
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調子に乗ってデザートは人生初のプロフィットロールにしてみました。
が、このデザートを選びながら「どんなのだっけ?シュークリームっぽいなんかだったのような…」
みたいなうろ覚えだったので、サーブされてビックリ。こんなダイナミックなものだったとは!
さすがの私もクリームは残しました。
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今回泊めさせてもらったフィリップは、案の定日本アニメオタクだったので、簡単な日本語OK。
アヌシーでいちばん美味しい和食屋で食べた、黒ごまのデザートが苦手だったようです。
親切なことに、車でアヌシー湖一周してくれました。
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私の実家は、支笏湖と洞爺湖という2つの湖が身近にあったため、
こういう光景を見るとどうしても故郷を思い出してしまいます。
今思うと、日本という国は面積に対して湖が多すぎです。

本日のアヌシーは曇りでしたが、フィリップによると、私が明日訪れる予定の
ヨーロッパ最高峰モンブランがあるシャモニーは、滅多に晴れないそうなので、
頂上が見られなくても残念がらないでね、と親切にも助言してくれましたが、
私はなんとなく、絶対晴れるような気がしました。

夜はフィリップとその友達に映画「キックアス2」の封切りに誘われ、
1も見てないけど見たかった映画だからいっか、と思って見ました。
「英語音声でフランス語字幕だよね?」と確認したところ、
そういう配慮はパリのみらしく、フランスの田舎はたとえ封切りでも吹き替えらしいです。
フランス語一辺倒だと私の理解度がいちじるしく下がるので、
字幕もあればより楽しめたなーと思いましたが、実際見てみると
さすがキックアスだけあって、そんなに難しい会話は無かったので、安心しました。
突っ込みどころ満載でしたが、オタクの気持ち悪さはなかなか出ていてよかったです。

明日はついにモンブラン!
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by uncoblicco | 2013-10-01 04:50 | EU旅行


世界中の自然の音や日常の音を録音して廻り、チェロの音と合わせた作品を作ってたのは過去の話。うんこ記録も終了。現在アフリカ目指してパリ在住。


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